記事一覧

マルバオモダカ

ファイル 162-1.jpg

最近はかなり放置している屋外睡蓮鉢ですが、それでも毎年ほとんどの
植物は芽が出てきてくれます。オヒルムシロやヒツジグサなど、屋内の水槽よりも
屋外栽培のほうが得意な草々です。

このマルバオモダカですが、今まであまり水槽内ではうまく育てられたことがなかったので、
一昨年ぐらいにお店で購入した株を屋外睡蓮鉢に植えたまま放置していました。
そして最近になって植えていた睡蓮鉢からトチカガミのような浮葉が展開してきたので
その中の一株を水槽に移してみました。

水槽では光量不足であまりうまく育たないかと思ったんですが、今のところ
新芽も展開してきていますし、特に問題ないようです。
このままトチカガミのように水槽内でも浮葉だけで育成できればいいですね。
水槽内浮葉植物の地位を確立できれば一年中見ていられますから。

マルバオモダカは自生株を見たことがないので今年の夏は自生地に行ければ
いいなあ、、と妄想しています。今年のモク取り2011にちょっと期待。

底床入れ替え(第一水槽)

日曜日は第二水槽に続いて第一水槽の底床の入れ替えをしました。
第一水槽は第二水槽よりもさらに時間が経っている水槽だったので底床の泥もかなり溜まっていて、
底床の底のほうは藻類が腐ったような匂いを発していました。
今回もウィンブルドンを見ながらだらだらやっていたので、9時間ぐらい
かかってしまいました。すべて終わったときには腰と足にかなりのダメージが・・

底床の入れ替えですが、手順としては以下のような感じです。
1:植えている水草をすべて抜いてバットに入れておく
2:濾過器や二酸化炭素の添加器具を外す
3:エビや魚などの生体をすべて取り出してバケツでキープ
4:水槽内の水と底床をすべて取り出す
5:新しい底床を入れて、水を底床が舞い上がらないように注水する
6:濾過器の掃除、ろ材はバケツに取っておいた水槽の水を使って汚れを落とす
7:濾過器をセットして水を回す。
8:増えすぎた水草などを整理して新しくなった底床に植えていく

これらをすべて一度にやりきらなければいけないので時間がかかります。
本来は最後にキープしていた生体を水槽に戻さなければいけないのですが、
今回は一週間前にリセットした第二水槽があったのでそちらへ移住してもらいました。

現在の第二水槽はこんな感じ。

ファイル 161-1.jpg

水温がかなり上がってしまったのと、リセットの影響でサワトウガラシが
溶けてしまいました。ほんの少し残った頂芽を水上栽培用に避難させましたが
うまく根付くでしょうか?

こちらが昨日リセットした第一水槽です。

ファイル 161-2.jpg

第一水槽の水草リスト
クロモ(滋賀県産、千葉県産)ハリイ(滋賀県産)スブタ、ガシャモク、インバモ、
オオササエビモ、ヒロハノセンニンモ、サイコクヒメコウホネ、ホザキノフサモ、
ハリマノフサモ、オオフサモ(許可取得済)、ミクリの一種、フラスコモの一種、セトヤナギスブタ、
ミズトラノオ ポタモゲトンの一種 ブセファランドラの一種 など

底床入れ替え(第二水槽)

第一水槽と第二水槽の黒ヒゲ苔の発生が見られるようになってきたので、
今日は第二水槽の底床の入れ替えを行いました。
そういえば部分的な入れ替えは何度か行っていたのですが、
底床の全入れ替えは今の家に引っ越してきてから一度もしていなかったかも
しれません。かれこれ5年ほど・・?
黒ヒゲ苔は一度発生するようになると、人間の手で削り取っても
一ヶ月後にはまたふっさり元に状態に茂っているんですよね。

ということで第二水槽の底床の入れ替えをしたのですが、かなり大変でした。
6~7時間ほどかかってしまいました。よく頑張った!
でも第一水槽のほうも黒ヒゲが発生していて、こちらも近日中に底床の入れ替えを
しないといけないかと思うと憂鬱になります。

今回の第二水槽の底床の入れ替えのとき、ついでに水槽に植えていた外国産の水草を
すべて処分してしまいました。これで第二水槽のほうは一度やってみたかった
日本産アトラスレイアウトになりました。あと魚はクロメダカを導入できれば完璧ですね。^^

第二水槽で育てている水草のリスト
ミズユキノシタ、ハリイ、マルミスブタ、シソクサ、キクモ、ヤナギモ、イトモ、ハタベカンガレイ、
イヌタヌキモ、ノタヌキモ、サイコクヌカボ、ヒンジモ、フサモ、オグラノフサモ、
ホソバノヨツバムグラ、サワトウガラシ、マツバイ、ヒメシロアサザ、オグラコウホネ、
ホソバノウナギツカミ、sonsiさんのタデ

ムジナモも第二水槽で育てていたのですが、もうすでに枯らしてしまいました。
シソクサはなんとか水槽環境に順化できるといいのですが、未だに低調です。
水換えすると生長が止まるというのが不思議です。
あと、やっぱりハリイが面白いですね。こんなにちゃんと水草している植物だとは
思っていなかったので、びっくりです。

ヒメアギスミレ その後

ファイル 159-1.jpg

前回の更新からもうそろそろ一ヶ月・・。
特にこれといってネタがないので、ヒメアギスミレのその後でも。

順調に生長していまして、なんだかランナーで増える気配です。
スミレの仲間にはこんな増え方をするのもあるんですね。
開花までもっていけるといいな思いますが、管理はこれでいいのでしょうか?
今は台所の窓際に置いています。毎日見る場所なので水切れの心配はないのですが、、。

前回の日記で書いていた発芽したアオヒメタデの苗ですが、残念なことに全滅して
しまいました。うーん、、、なぜ。(つд・)

まあそもそもそんなに育成が容易なタデなら、どこにでも見られるタデになっているはずで。
ということで今水槽で養生させているサイコクヌカボのほうの育成をがんばりたいと思います。

ヒメアギスミレ

モク取り2010・番外編 兵庫県で採取した植物、ヒメアギスミレ

ファイル 158-1.jpg

水草ではないと思うのですが一応水中耐性がかなり高い植物ということで
ここで紹介してみます。

この植物、ハタベカンガレイの溜池の水際に自生していたのですが、水中でいけるかも?という
言をいただきまして、それなら、、ということで自宅まで持って帰ってみました。
水槽に植えてしばらくすると矮小化した水中葉を一枚出してきたのですが、その後は生長が
止まってしまい、消滅寸前までになりました。そしてやはり水中では厳しいと思い、
鉢に植え替えて3ヶ月ほど経ったのが一枚目の画像です。

やはり水草というより湿地植物カテゴリですね。でもそこそこの期間、溶けたり枯れたりせず
完全水中で耐えていたので素質はあるかもしれません。何万年後かには水草になっているかも?
しかしスミレ科というのは盲点でした・・。

自生の様子はこんな感じ

ファイル 158-2.jpg

去年の春にタッパーに蒔いた渡良瀬のアオヒメタデですが、今年の春になってようやく
芽が出てきました。短期間の冷蔵庫の低温処理では発芽スイッチが入らなかったのでしょうか?
うまく育てられるといいのですが、稀少タデは栽培が難しいのであまり自信はありません。
発芽自体はそれほど難しくないんですけどね。

自宅水槽のサイコクヌカボは一時期は花芽形成と水槽環境悪化で消滅寸前でしたが、
最近やっと2株まで本数を戻せました。これからどんどん増やす予定・・!