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α100

ムシャクシャして買った。今は反省している。

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てのは冗談ですー。多少やっちゃった感はありますが・・。

実家に置いてあったミノルタのレンズも送ってもらったのですが、広角レンズと望遠レンズはやはりあまり使わなさそうですね。屋外に撮影に行くとけっこうレンズ交換というのは面倒なんです。
ここ数日は水槽の写真などを撮ったりしていました。手ぶれ防止機能が付いているということで期待していたのですが、水槽のような暗い被写体はやはりぶれが出てしまいますね。三脚も一緒に実家から送られてきたので三脚も使ったのですが、それでも精細に見るとぶれが。今までのコンデジでは細部まで見れなかったのでぶれもそれほど気にならなかったのですが、デジ一では細部まで拡大できるのでどうしても画像がぶれているのが気になります。
フラッシュを使わないのなら、やはりレリーズが必要になってきそうな感じです。

↓の画像はα100で撮ってみたミズユキノシタです。シャープネスをかけたので粒子が若干粗くなってますね。そして今までのコンデジに比べるとタテヨコの画像サイズの比率が違います。

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チドメグサの仲間

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画像は去年の8月、湧水河川の流水中に茂っていたノチドメ。この画像の株は現在自宅の水槽で育成しています。ノチドメというとかなり光量にうるさいと思っていたのですが、意外に低光量にも強いようです。

日本産のチドメグサの種類やその見分け方などについて、あまりよく分かっていなかったのでネットで調べてみました。
チドメグサの仲間はセリ科なのですが、APG植物分類体系ではウコギ科に移されているようです。ウコギ科の植物にはヤツデやタラノキ、キヅタがあり、花の形状は確かにこれらの植物に近い感じがします。

チドメグサ Hydrocotyle sibthorpioides
葉の基部は深い心形 葉の切れ込みは浅い 葉の直径1cm~1.5cm
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オオチドメ Hydrocotyle ramiflora    
葉の基部は深い心形 葉の切れ込みは浅い 葉の直径2cm~3cm 
花柄は葉よりも高く伸びる
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ノチドメ Hydrocotyle maritima    
葉の基部は浅い心形 葉の切れ込みは深い 葉の直径1.5cm~3cm
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ヒメチドメ Hydrocotyle yabei      
葉の基部は浅い心形 葉の切れ込みは深い 葉の直径1cm未満?
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オオバチドメ Hydrocotyle javanica    
葉の光沢はあまりない 葉の直径5cm~? 林床内の水分の多い箇所に生える

↓のHPにチドメグサ、オオチドメ、ノチドメの区別が分かりやすく載っています。
http://www.rikengreen.co.jp/nousi-kenkyuu/zasso/notidome.htm

まとめると
チドメグサとオオチドメは 葉の形状はほぼ同じで 葉の大きさが違う
ノチドメとヒメチドメは 葉の形状はほぼ同じで 葉の大きさが違う
チドメグサ、オオチドメとノチドメ、ヒメチドメは葉の形状が違う
・・というところでしょうか。

ノチドメの葉の大きさはチドメグサと同じぐらいかむしろ小さいと思っていました。水槽内で育てると小型の葉になるのでそういう印象があったのでしょうか。水上葉ではチドメグサの葉の直径よりも大きくなるんですね。
ノチドメはごくありふれた植物なので採集も容易ですし、前景に使える数少ない日本産の水草です。育成もそれほど難しくないですし、野外で見かけられたらぜひ水草水槽に植えてみてはいかがでしょうか。


滋賀県産のミズネコノオが増殖中です。もしご入用の方がおられましたらコメント欄からよろしくです。

ヒメシロアサザ浮葉

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先週パソコンがウイルスにやられてしまい、がっさりとパソコンの挙動がおかしくなってしまいました。どうやっても復旧しなかったのでOS再インストールをするはめに。これで数日潰してしまいました。ひぎぃ。

一月ほど前、知り合いの方とデジタル一眼レフについていろいろと話していたのですが、話しているうちに再度デジ一熱が上昇してきております。自分の中でやっぱり手ぶれ補正は必須だという結論に達しまして。薄暗い林床内でキノコを撮ったりとか、三脚を立てられない場所で接写したりするときに威力を発揮してくれそうじゃないですか。(まあ三脚はもともとあまり使う気はないですが。そもそも三脚自体持ってないですし)
で、自分に手が出せそうな価格帯で手ぶれ補正が付いているデジ一というと、PENTAXのK100DかSONYのα100しかないので自動的にこの二機種に絞られることに。
実は以前、ミノルタのアナログ一眼レフカメラを持っていたんですが、このミノルタのレンズがα100で使えるようなのですね。標準用のレンズと広角レンズ、あと接写用の接写リングなんかもあったはずなのでこれらのレンズ資産を使えるのならうれしいなと。画素数も1020万画素で申し分ないですし、これらを考えるとα100が一歩リードでしょうか。しかしK100Dに比べるとネットでの評判があまり良くないようなのでそこは気になりますが・・。

そういえば、アクアプランツのNO.4がいつの間にか出ていたようで。今回も記事が横書きで左綴じなんですがアクアライフが縦書き、右綴じなので何か違和感を感じてしまいます。そしてアクアウェーブも新刊が出ていましたが、表紙のデザインがかなりアクアライフを意識したデザインになっていてこちらも違和感感じまくりでした。

画像はヒメシロアサザの浮葉。
水槽内では生長が遅く、葉もアサザに比べるとかなり小型なようです。水中葉はもちろん出さないですが、アサザのように水槽内を縦横無尽に走り回られても困るので、逆に水槽向きかもしれません。

スブタの種子

ここ最近すっかり春の様相を呈してきていますね。普段の仕事はずっと屋内なのでこんなに暖かくなっているなんて全然気付いていませんでしたー。しかしまだ3月なのに4月の気温ですね。結局こちらでは雪はまったく降りませんでした。

とてもいい感じになっていたスブタを引っこ抜いて水槽のコーナーに植え直しました。抜いた株はこんな感じ。葉長50cmはありそうな。
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で、抜いたスブタに種子ができていたのでデジカメで撮ってみました。
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両端に突起があり間違いなくスブタです。マルミスブタは種子の両端に突起がないそうです。一方、ヤナギスブタの種子は両端に突起がなく種子の表面も平滑とのこと。上のスブタの種子の画像では表面にかなりのイボがあり、でこぼこしているのが分かりますね。
このスブタ(兵庫県産)ですが一株余っているので、もしご入用の方がおられましたら差し上げます。コメント欄からよろしくです。


屋外のプランタービオにも動きが出てきていますね。10月28日の日記で紹介した兵庫のヌカボ系タデを植えていたプランターから何かの新芽がたくさん出てきています。多分このヌカボ系タデの新芽だと思うのですが・・

すぶた髪

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1月14日に紹介したスブタですが、現在は画像のように葉が水面にたなびくまでに生長しています。スブタ類の葉は透明感と清涼感があってとても美しいですね。できればこのまま茂らせておきたいのですが、他の水草に当たる光を遮り始めているので、近々他の場所に植替えようと思います。スブタの前にある有茎草はミズユキノシタ・グリーンフォーム。

水槽の前景あたりからブリクサのような新芽が出てきています。おそらくミズオオバコの新芽でしょう。ミズオオバコの種子は水槽内でもよく発芽しますが、それをそのまま親株まで育てるのは難しいです。というか親株まで育てられたことがありません。さて今回はどうなるでしょう?

先日水換えをしようと思い、水槽の中に手を入れてみたら水が妙に暖かくてびっくり。水温計を見てみたらなんと28℃でした。サーモスタットの水温検知部をヒーターからかなり離れた場所に設置したことによって水温が上がってしまっていたようです。慌てて水温検知部をヒーターのそばに設置し直したら24℃に下がりました。しかし急に温度が上がりすぎたせいなのか、エンドラーズのメスの姿が見えなくなってしまいました・・。やってしまったかも。