記事一覧

水田水草のコンポジション

ファイル 230-1.jpg

夏にフィールドで採取してきた水田水草がわさわさ育ってきました。
シソクサ、スブタ、ミズネコノオ、スズメハコベ、ミズマツバ
サワトウガラシ、マルバノサワトウガラシなど。

上記の水草でスブタ以外は頻繁なメンテをしないとすぐに消滅してしまいますし、
季節による消長も激しいので長期維持は難しいでしょう。
記念写真的な一枚ということで。

2013年 長月その2

コメント欄のスパムがひどいのでコメント投稿必須ワードを設定してみました。
コメント投稿必須ワードは『草』です。・・画像認証機能欲しいですね。


画像は日本産バコパ・マルバノサワトウガラシ。

ファイル 229-1.jpg

下茎が枯れてきたので元気なうちに画像を残そうと思い、撮ってみました。

バコパやリムノフィラはAPG分類ではオオバコ科に入れられましたが、
サワトウガラシ属は以前と同じゴマノハグサ科なんですね。
とはいえ、オオバコ科、ゴマノハグサ科、タヌキモ科などは目としては同じシソ目に入ります。

このマルバノサワトウガラシやミズマツバなどの水田水草は手入れを怠ると
あっという間に消滅してしまうので気が抜けません。
もう少し育成が容易なら水草水槽のレイアウトにも使いやすいのですが。

2013年 長月その1

8月中旬に少し時間があったので滋賀のいつも見ている場所に行ってきました。

ファイル 228-1.jpg

八月の水田は夢の里なわけですが、この日は天気も良く探索をしていると立ちくらみが・・
でもこの場所の水田は植生が豊富で好きな場所です。
マルバノサワトウガラシ、サワトウガラシ、ミズマツバ、ミミカキグサ、シソクサ
などがあります。今回はミミカキグサとシソクサは見つかりませんでした。

マルバノサワトウガラシ、サワトウガラシ、ミズマツバは採取して
現在水槽で育てています。やはりこの時期に採取した水田水草は勢いがありますね。
秋口に採取したものだと生長せずに枯れてしまうことが多い気がします。

採取した水田水草を植えた現在の第二水槽

ファイル 228-2.jpg

今年はミズマツバの当たり年なのか、マット状になって群生しているのが目立ちました。
もっと写真を紹介したいですが、また時間のある時にでも・・

去年の更新しきれなかったものを含めて、いろいろイベントがあったので
更新したいネタはたくさんあるのですが、なかなか時間がなかったり気力がなかったりで
最近は更新が滞りがちになってしまっています。
そういえば水草展行ってきました。博物館の方がちゃんとアクアリウム(水草水槽)
を取り上げてくれたのがうれしかったですね。

2013年 文月その1

6月22日に屋外の睡蓮鉢から室内水槽に移植したキクモ(隠田産)が
きれいに育ったので写真を撮ってみました。

ファイル 227-1.jpg

ちょうどコキクモの横に植えていたので、キクモとコキクモが並んで入る構図で撮ってみました。
以前、画像だけではキクモとコキクモの区別が付かないという意見がありましたが、
この画像だとはっきり分かると思うのですが!どうでしょう?
ちなみに右側の群落の、葉が全体的に繊細なほうがキクモです。

屋外の睡蓮鉢のほうのキクモは暑さのせいか、葉がバラバラになっていました・・。
うーん、、復活するんでしょうか?


こちらはキクモと同産地のイヌタヌキモです。

ファイル 227-2.jpg

水槽に入れると頂芽が赤くなるのがイヌタヌキモの特徴のような、そうでもないような。
でも日本産のタヌキモで赤くなるのってイヌタヌキモだけのような気がします。
何度か書いていますが、イヌタヌキモは秋口になると生長が止まり殖芽になってしまうので
水槽で楽しめるのは夏限定なのが残念。


夏本番がいきなりきてしまったので、水槽ファンと昼間のエアコンで
水温を27℃前後に保っています。暑い日に適温に保たれた水槽を見るのは
癒されるのですが、節電とは真逆の方向なので心情的にちょっと辛い。
まあそこは毎年のことなので割り切るしかないんですがー

ヒルムシロとタヌキモ

滋賀の湿地(隠田)に自生していたヒルムシロとタヌキモです。

ファイル 226-1.jpg

ファイル 226-2.jpg

フトヒルムシロとイヌタヌキモなんでしょうか?
タヌキモのほうは捕虫嚢も多いですし、フサタヌキモではない気がします。
触り心地も違いますしイヌタヌキモですかね、、といういつものふんわり同定。

ヒルムシロのほうは葉柄がほぼないのでフトヒルムシロかと思います。
両種ともこの画像を撮った後、第二水槽へ。
フトヒルムシロは水槽育成に成功したことがないのですが久しぶりに挑戦してみます。
イヌタヌキモは夏の間は水槽でも育つのですが、冬になると殖芽になってしまうので
屋外で維持するのが良ですね。

夏本番直前ということで、もうそろそろキープしている種子を
播種しないといけないのですが、なかなか時間がなく準備している暇がありません。
ミズキカシグサ、シソクサ、マルミスブタ、スブタとか。
マルミスブタとスブタは親株のほうはすっかり衰退してしまいました。
種子から復活させたいのですが、実生が上手くいくかどうかというところ。
実生の経験がほとんどないので自信はありません。^^;