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ハンゲショウ その2

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画像は第一水槽のハンゲショウ。
去年書いたハンゲショウの記事の日付を見ると、水槽に投入してから約一年が経過しています。
最近は忙しくて水槽のメンテナンスをしている時間がなかなかなく、
気が付くと浮葉や浮遊水草が水面を覆っていて普通の有茎草が調子を崩していたり
消滅したりしているのですが、このハンゲショウはなんとか一年水槽で維持することができました。
低光量に対する耐性もけっこうある植物なんですね。
画像をよく見ると左側の株から地下茎のようなものが伸びています。
ハンゲショウは地下茎で増殖するタイプでしたっけ?

第一水槽で発生していたコケはほぼ消滅し、現在は良環境になっています。
このままの状態で維持したいところですが、そろそろ水温上昇が気になってきました。
またファンを取り付けたり対策をしないといけません。

第一水槽のエーハイムから常時異音がするようになってしまい、
モーターの寿命かと思い(もう8年ぐらい使っている)新しいものを注文したのですが、
新しいエーハイムが届いた途端に異音がしなくなってしまいました。
うーん、、どうしたものか。

水槽で育てるヒメミズワラビ

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画像は現在第一水槽で育てているヒメミズワラビ(ミズワラビ)
滋賀県ではわりと普通種でこの画像の個体も滋賀県の水田で採取したものです。

今までは水槽内での育成もそれほど容易ではない気がして
ちゃんと育ててみたことがなかったのですが、去年の夏に採取して
水槽に浮かべていたらちゃんと越冬もしてくれて元気に育っています。

生育初期は幅広の葉なのですが、株に勢いが付くと鹿の角のような肉厚の葉を出してきます。
画像でも幅広の葉と細い葉が混在しているのが分かると思います。
葉の先に子株を付けてどんどん増えていくところはウォータースプライトと同じです。

ヒメミズワラビですが、水田でしか見たことがないのでこれも稲作の伝来とともに
分布域を広げていった植物なんでしょうか?


屋外の睡蓮鉢に植えている水生イネ科の生長が良くなってきました。
チゴザサっぽいものと、ムツオレグサっぽいものを何本か採取して
屋内の水槽に植えてみました。また懲りずに水槽化に挑戦してみます。

そういえば一昨年?採取したリュウノヒゲモが屋外の睡蓮鉢で新芽が出てきています。
屋外栽培では意外と育成容易なのかもしれません。
水草にも水槽内での栽培が容易なもの、水槽内では難しいが屋外栽培は容易なもの、
水槽内でも屋外でも難しいものなど、いろいろありますね。

2013年 卯月その2

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第二水槽で育っているミズユキノシタです。
産地は滋賀県で、ミズトラノオやナガバノウナギツカミ、マルバノサワトウガラシ、
シソクサなどもあってとてもいい場所でした。今年もまた行ってみたいですね。

このミズユキノシタですが、右側にある3本の色味が緑色っぽくて気になっています。
左側の5本は普通の赤味のある色なんですが。
右の3本はこのまま緑色のまま育ったら面白いのですがどうなるでしょうか。
ちなみに右の3本は左の5本をトリミングした後の下茎から生長してきたものなので
遺伝子的にはほぼ同じものだと思います。
以前も赤味がないミズユキノシタを持っていたのですが、その株は枯らしてしまったので
この3本が緑色のまま維持できればいいですね。

それにしてもミズユキノシタは日本産の水草としては華のある水草ですね。
日本にもこんなにきれいな水草が自生しているのです。
そういえば自宅には60cm水槽が2本あるのですが、現在植えている水草は日本産100%です。
それでも植える場所が足りません。それってけっこう凄いことだと思いませんか?

水生イネ科 その2

またいつ更新できるか分からないので連続更新しておきます。
こういうときに予約投稿ができればな、、。

6月中旬のブログの記事で書いた水生イネ科ですが、その後の報告です。
6月に水槽に植えた種類は3種類(ドジョウツナギ、チゴザサ?、ウキシバ?)だったのですが、
今現在、水槽内で曲がりなりにも残っているのはチゴザサ?だけです。

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照明点灯中は外国産グラミネアのように頂芽に気泡を付けてきれいです。
生長が超超遅いのが残念ではありますが。
ドジョウツナギはやはり水槽化できないですね。今第二水槽で育てている
ドジョウツナギ様の植物は本当に何という種類なんでしょう?
まあそれも来春の楽しみということで、、。

あとウキシバ?も水槽育成は厳しい感じ。完全な水中葉ではなくても良くて、
ハイグロリザみたいな感じで浮草としてでも水槽内で育てられるといいのですが
こちらも枯れてしまいました。


それと10月初めに滋賀で採取してきた水生イネ科ですが、
こちらは完全水中葉の新芽が出てきました。
(ムツオレグサかも?とのことですが詳細は不明です。)

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画像の右側のテープ状のイネっぽい植物が最近出てきた新芽です。
こちらも今後どうなるかは分かりませんが、新芽が水槽内で出てきたことは
期待できるのではないでしょうか?

モク取り2012 その6

兄さん事件です!
しばらく見ていなかった第一水槽の水草のトリミングをしたのですが、
ミナミヌマエビがほぼ全滅していました。
全滅といっても死体がたくさんあったわけではなく、姿がまったく見えなくなっています。
最近エビのことは意識して見ていなかったので夏頃から徐々に、、という感じっぽいです。

ちなみに微生物や石巻貝は死んでいなかったので何か薬品が入ったとかは考えにくい。
それと第二水槽のほうは元気にミナミヌマエビが泳いでいます。
(とはいえ第二水槽のほうも多少数が減っています。)
思いつく原因は8月にチャームさんでミナミヌマエビを購入して第一水槽に
追加で入れたことでしょうか?でもそれでいなくなるというのも、、?
うーん、、謎です。

ミナミヌマエビがいなくなったせいか、第一水槽の水草にコケが発生しているので
早急に対策をしないといけません。居なくなってエビの偉大さを実感しています。


気を取り直してモク取りの続き行きたいと思います。
兵庫県編はこれでラストです。

ヌカボタデです。

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希少タデのヌカボタデ、サイコクヌカボ、ヤナギヌカボはけっこう見分けが付くように
なったかもしれません。いろいろな方に自生地に案内して頂いたおかげですね。
ありがたいことです。

ここの溜池は二連になっていて、ミズトラノオとミズネコノオが自生しています。
メリケンムグラも侵入しているのですが、あまり勢力は拡大していない模様で一安心。
メリケンムグラは、はびこっている場所は本当にひどくて水際の植物が
メリケンムグラ一種になっていることがよくあります。

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ミズネコノオの水上葉。

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この写真の株はミズネコノオだと思うのですが、この撮影をした後に
採取したミズネコノオがミズトラノオだったようです。
ミズトラノオは現在滋賀県の個体が良く増えているのでもう必要ないんですよ・・。
まあ地域差がけっこうあるかもしれないですし、それを観察するのもありかな。(つд・)


なお、ミズネコノオだと思って採取したミズトラノオを水槽で育成した画像です。
良い水草だとは思うのですがミズネコノオに比べるとやはり地味です。

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あと何箇所か溜池に行きましたが、写真は撮りませんでした。
風雨が強くなってきたこともありましたし、かなり疲弊していたのもあり、、^^;
サイコクヌカボとヤナギヌカボが一緒に自生している溜池やヌマゼリは
ちゃんと写真を撮りたかったですね。また来年頑張りたいと思います。

それとF蟲さんに某ホシクサを頂けて良かった。^^ 種子を採取して春に蒔いてみたいと思います。
水槽で育てられると楽しいのですが、どうなんでしょうね?