夏にフィールドで採取してきた水田水草がわさわさ育ってきました。
シソクサ、スブタ、ミズネコノオ、スズメハコベ、ミズマツバ
サワトウガラシ、マルバノサワトウガラシなど。
上記の水草でスブタ以外は頻繁なメンテをしないとすぐに消滅してしまいますし、
季節による消長も激しいので長期維持は難しいでしょう。
記念写真的な一枚ということで。
~草の好きな君に~
夏にフィールドで採取してきた水田水草がわさわさ育ってきました。
シソクサ、スブタ、ミズネコノオ、スズメハコベ、ミズマツバ
サワトウガラシ、マルバノサワトウガラシなど。
上記の水草でスブタ以外は頻繁なメンテをしないとすぐに消滅してしまいますし、
季節による消長も激しいので長期維持は難しいでしょう。
記念写真的な一枚ということで。
8月中旬に少し時間があったので滋賀のいつも見ている場所に行ってきました。
八月の水田は夢の里なわけですが、この日は天気も良く探索をしていると立ちくらみが・・
でもこの場所の水田は植生が豊富で好きな場所です。
マルバノサワトウガラシ、サワトウガラシ、ミズマツバ、ミミカキグサ、シソクサ
などがあります。今回はミミカキグサとシソクサは見つかりませんでした。
マルバノサワトウガラシ、サワトウガラシ、ミズマツバは採取して
現在水槽で育てています。やはりこの時期に採取した水田水草は勢いがありますね。
秋口に採取したものだと生長せずに枯れてしまうことが多い気がします。
採取した水田水草を植えた現在の第二水槽
今年はミズマツバの当たり年なのか、マット状になって群生しているのが目立ちました。
もっと写真を紹介したいですが、また時間のある時にでも・・
去年の更新しきれなかったものを含めて、いろいろイベントがあったので
更新したいネタはたくさんあるのですが、なかなか時間がなかったり気力がなかったりで
最近は更新が滞りがちになってしまっています。
そういえば水草展行ってきました。博物館の方がちゃんとアクアリウム(水草水槽)
を取り上げてくれたのがうれしかったですね。
6月22日に屋外の睡蓮鉢から室内水槽に移植したキクモ(隠田産)が
きれいに育ったので写真を撮ってみました。
ちょうどコキクモの横に植えていたので、キクモとコキクモが並んで入る構図で撮ってみました。
以前、画像だけではキクモとコキクモの区別が付かないという意見がありましたが、
この画像だとはっきり分かると思うのですが!どうでしょう?
ちなみに右側の群落の、葉が全体的に繊細なほうがキクモです。
屋外の睡蓮鉢のほうのキクモは暑さのせいか、葉がバラバラになっていました・・。
うーん、、復活するんでしょうか?
こちらはキクモと同産地のイヌタヌキモです。
水槽に入れると頂芽が赤くなるのがイヌタヌキモの特徴のような、そうでもないような。
でも日本産のタヌキモで赤くなるのってイヌタヌキモだけのような気がします。
何度か書いていますが、イヌタヌキモは秋口になると生長が止まり殖芽になってしまうので
水槽で楽しめるのは夏限定なのが残念。
夏本番がいきなりきてしまったので、水槽ファンと昼間のエアコンで
水温を27℃前後に保っています。暑い日に適温に保たれた水槽を見るのは
癒されるのですが、節電とは真逆の方向なので心情的にちょっと辛い。
まあそこは毎年のことなので割り切るしかないんですがー
滋賀の湿地(隠田)に自生していたヒルムシロとタヌキモです。
フトヒルムシロとイヌタヌキモなんでしょうか?
タヌキモのほうは捕虫嚢も多いですし、フサタヌキモではない気がします。
触り心地も違いますしイヌタヌキモですかね、、といういつものふんわり同定。
ヒルムシロのほうは葉柄がほぼないのでフトヒルムシロかと思います。
両種ともこの画像を撮った後、第二水槽へ。
フトヒルムシロは水槽育成に成功したことがないのですが久しぶりに挑戦してみます。
イヌタヌキモは夏の間は水槽でも育つのですが、冬になると殖芽になってしまうので
屋外で維持するのが良ですね。
夏本番直前ということで、もうそろそろキープしている種子を
播種しないといけないのですが、なかなか時間がなく準備している暇がありません。
ミズキカシグサ、シソクサ、マルミスブタ、スブタとか。
マルミスブタとスブタは親株のほうはすっかり衰退してしまいました。
種子から復活させたいのですが、実生が上手くいくかどうかというところ。
実生の経験がほとんどないので自信はありません。^^;
屋外の睡蓮鉢の植物が良い感じになってきたので、いくつか画像を紹介したいと思います。
下記画像の睡蓮鉢は去年滋賀の湿地から持ってきた土を入れたもの。
ヒツジグサも採取して植えたのですが、出てきていないですね。消滅してしまったかもしれません。
ヒルムシロ様の浮葉はフトヒルムシロだと思います。でもあまりフトヒルムシロっぽい色ではないような。
水中葉の形態からはフトヒルムシロだと思うのですが。
水面に浮かんでいるタヌキモはおそらくイヌタヌキモかと思われます。
イヌタヌキモは水槽では周年栽培が難しく、冬になると大体殖芽になって休眠してしまいます。
水中から出ているイネ科はムツオレグサなんでしょうか?花が付いたら同定したいと思います。
画像の右端に写っているのがキクモです。完全水中から発芽してきました。
このキクモは室内水槽に植えてみる予定。
この睡蓮鉢は糸状藻類は出ていないのですが、藍藻が発生してきてしまいました。
今年もオニバスが出てきてくれました。
この浮葉がいずれはあの凶悪な刺を持った巨大な浮葉になるなんて想像できません。
まあ鉢植えではそこまで大きくはならないでしょう。
オニバスは室内水槽で栽培できると楽しいのですが。誰か挑戦したことないでしょうか?
ちなみに周りの丸い浮葉はトチカガミでヒルムシロっぽい浮葉はオヒルムシロです。
オニバスと同じ睡蓮鉢に植えていたリュウノヒゲモです。
室内水槽では育成が難しいので消滅するかと思っていたのですが、意外にも絶えていませんでした。
いつか汽水水槽作りたいですね。リュウノヒゲモとかイトクズモとかコアマモとか植えたいものです。
このリュウノヒゲモの自生地ですが、今年の水研で行くところなのかな?