記事一覧

モク取り2011 その14

モク取り2011 滋賀県編 ポイント6箇所目続き

ヒロハノセンニンモ

ファイル 182-1.jpg

ヒロハノセンニンモはセンニンモとヒロハノエビモの雑種とされているそうです。
ヒロハノエビモは個体によってぱっと見、ヒロハノセンニンモに見えたりするものもありますね。


サンネンモ

ファイル 182-2.jpg

サンネンモは片親がセンニンモとされているそうです。
今回はちょっと古くなったような葉が茶色のものが多かったようです。
画像のサンネンモは湖底に生えていたものを採取して頂いたもの。

ファイル 182-3.jpg

こちらもサンネンモかと思われますが、サンネンモとオオササエビモか何かとの
交雑個体ではないかとのこと。詳しくはマツモムシさんのHPを見てください。
画像の左側に写っている緑色がきれいな個体はオオササエビモです。

ヒロハノセンニンモとサンネンモの両方を水槽栽培してみた感じとしては
ヒロハノセンニンモのほうがセンニンモの生育の特徴に近いです。
センニンモは茎が水面近くまで伸びるとそれ以上長くならず地下茎で増えていく
のですが、ヒロハノセンニンモもそういった生長の仕方をします。

それに対してサンネンモは地下茎でも増えますがセンニンモのようには
茎の生長が止まらず、水面に到達してからもある程度の長さまでどんどん伸び続けます。


ネジレモ

ファイル 182-4.jpg

このネジレモも湖底に生えていたものを引き抜いて頂きました。
ありがとうございます。^^

ホザキノフサモ

ファイル 182-5.jpg

モク取り2011 その13

めっきり日が落ちるのが早くなりましたね。
水草水槽にはいい季節ですが、夏が好きな自分としてはやや寂しくもあります。


モク取り2011 滋賀県編 ポイント6箇所目

おなじみ、日本で一番大きな湖。
今回も家族連れを横目に黙々とモク拾い。で、でも今回は一人じゃないですから、、!

ファイル 181-1.jpg

ヒロハノエビモ

ファイル 181-2.jpg

ヒロハノエビモは本当に形態がバリエーションに富んでいますね。
葉が長かったり、葉の反り返りが強かったりいろいろな形状が見られます。

ヒロハノエビモの花

ファイル 181-3.jpg

オオササエビモ

ファイル 181-4.jpg

オオササエビモの花

ファイル 181-5.jpg

そういえばここのポイントでは最近ササバモをあまり見ていない気がします。
今回も見つかりませんでした。その年によっても消長はあるのでしょうが、、。

モク取り2011 その12

モク取り2011 滋賀県編 ポイント5箇所目続き

イヌホタルイ

ファイル 180-1.jpg

自然度の高い水田に生えているせいか、イヌホタルイもカッコよく見えます。


スズメハコベ

ファイル 180-2.jpg

スズメハコベはずっと自生を見てみたいと思っていたので、今回この水田で発見できて
うれしかったですね。しかし9月に案内して頂いた茨城の水田のスズメハコベを見てしまったので
有り難味が薄れてしまいました。^^; 
ここの水田のスズメハコベはこの画像を撮った50cm四方ぐらいの箇所にしか生えていなく、
数は本当に少ししかなかったです。
(周辺の水田をもっと詳細に見れたら他のパッチも見つかったかもしれませんが)


ミズネコノオ

ファイル 180-3.jpg

隣の休耕田に生えていたミズネコノオ。このときは1本しか見つからず、
画像がウォーリーを探せ状態になっていますね。中央に写っているのが分かるでしょうか?


スズメハコベの休耕田の近くにあった溜池のチゴザサ

ファイル 180-4.jpg

水面を這うように茎を伸ばしています。水槽内でもこのような感じで浮草として
育てられたら面白いですよね。

チゴザサの花

ファイル 180-5.jpg

苦手だったイネ科の植物を一つ覚えることができました。
これとキシュウスズメノヒエは水辺のイネ科としては頻出植物な気がします。
この植物なんですか?と聞かれてさらっと答えられるカッコいい人間になりたいですね。

モク取り2011 その11

カウンターが妙に回ってるけど、またロボットなので気にしない(´・ω・`)

モク取り2011 滋賀県編 ポイント4箇所目続き

池のほうではフサタヌキモの花が満開でした。

ファイル 179-1.jpg

三脚も使っていないのでピントが合っていません。


ポイント5箇所目

ファイル 179-2.jpg

ここの休耕田は本当にいい休耕田でした。
なんというか植生のせいなのか、雰囲気が他のよくある休耕田とは全然違う気がしました。

初めて自生を見ることができたミズキカシグサ

ファイル 179-3.jpg

ロタラ属ですが、水中は苦手っぽいです。
現在水槽で育成中ですが、ちょっと厳しそうですね。

同じ休耕田にヒメミソハギもありました。

ファイル 179-4.jpg

ヒメミソハギって生育環境や生育時期によって全然違う植物に見えたりしますね。
何だかよく分からない植物です。


この休耕田の雰囲気が違って見えたのはサワトウガラシが一面に生えていたせいかもしれません。

ファイル 179-5.jpg

小さい植物なので一面に生えているとものすごくテクスチャが細かく見えるというか、
全体が繊細に見えます。しかしサワトウガラシも毎回うまく撮れない植物です。
やはりちゃんとした写真を撮るのなら一人で来て、気が済むまで撮らないとダメですね。
連れの方がいるとどうしても時間を気にしてしまうので。あと、横着しないで三脚使わないと、、^^;

モク取り2011 その10

今日はようやく少し時間が取れたので、第二水槽のトリミング&水換えと
第一水槽の足し水&少しトリミングができました。
案の定というか、前回紹介したギシギシの水中葉が消滅していました。
やはり長期育成は無理っぽいですね。

そしてコキクモが異常に繁茂していてびっくり。この水草は初めて育てているのですが、
キクモに比べると葉の幅が太くてちょっとアンブリアのような雰囲気です。
ひょっとしてアンブリア=コキクモなんでしょうか?
ただ、アンブリアほど葉先が円くならないような気がするのですが、
アンブリアの花を咲かせて確認した人っていませんでしたっけ?


さて遅くなりましたがモク取り2011の続きいきます。

モク取り2011 滋賀県編 ポイント4箇所目続き

去年撮るのを忘れてしまったヤナギモ。今年はちゃんと撮りました。

ファイル 178-1.jpg

水槽育成も容易ですし、きれいですし日本産水草入門種ですね。


今回、マツモムシさんに水槽で育成できそうな水生イネ科があったら教えてくださいと
お願いしていたのですが、ドジョウツナギをここの水路で見つけて頂きました。

※この水路にはドジョウツナギが水中化して自生しているのですが、
この時掲載した下記の画像はハタベカンガレイかと思われます。(2013年11月追記)

ファイル 178-2.jpg

この個体は採取してきて現在水槽で育成中ですが、緩やかに生長していて水槽育成も問題なさそうです。
熱帯産の水槽育成できる水生イネ科はアクアリウムではけっこう出回っていて
日本産にも水中育成できるものが必ずあるはずだと思っていたので、
今回フィールドで見ることができてよかったです。


ちゃんとした画像を撮っていなかった気がする、コカナダモ

ファイル 178-3.jpg

こちらもちゃんとした画像を撮っていなかった気がする、オオカナダモ

ファイル 178-4.jpg

なかなかちゃんとした画像が撮れない、センニンモ
今回はこの浅い水路に自生しているのを見つけたので撮ることができました。

ファイル 178-5.jpg

赤くなっていてまるで紅藻のようですね。