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水槽近況

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現在水槽の状態がとても良好でいい感じです。コケもまったく出ていないですし、水草の生長もいいです。ここ最近一週間に一度、3分の一ほど水換えをしているのですが、その効果が大きいように思います。(以前は二週間に一度、3分の一ぐらい、忙しいときでは一ヶ月ぐらいしなかったり)
そういえば、水換えをしなければ水草の出すアレロパシー物質でコケが抑制されたりするのでしょうか?しかしアレロパシー物質が溜まりすぎて水草自身の生長が悪くなるので水換えをすると水草の生長に良い、ということを言っている方もいてよく分からないですね。しかしそもそも水草はそんなにアレロパシー物質を出しているのでしょうか?屋外のビオプランターに植えているホザキノフサモにアオミドロが絡みまくっているのを見ると、どうもそれほど出しているようには思えないんですよねぇ・・。(私はアレロパシーという概念が先行しすぎているような気がして、ここらへんの話には懐疑的だったりします)
まあ、どちらにしても水草にとって新しい水と新しい土というのはとてもいいものなのは確かなことだと思いますが。

この水槽の好調ですが、もうしばらくして気温が上がり始めたら状態も少しずつ落ちてくると思います。真夏の時期には藍藻などもよく発生しますし、水草の調子と連動してバクテリアの活動なども鈍くなるのでしょうね。水槽というのはある意味生き物なので、良状態をずっと維持させるのはなかなか難しいのです。

バコパsp.ギニアですが、週一の水換えで調子が良くなってきたかと思ったのですが、最近また調子が落ちてきたようです。水換えの時に液肥を入れていた時は調子が良かったような気がするので、しばらく液肥の投与を続けてみることにします。

画像は去年、水槽で撮影したスブタ。このスブタも現在予想に反して繁茂しています。去年の予想では初夏ごろ花芽を付けて枯れると踏んでいたのですが、意外にもこのままずっと水槽内で育成できそうな勢いです。このスブタ、花芽を付けるのは付けるのですが、枯れることなく生長しています。そしてこぼれ種から実生で新芽が出てきています。この新芽は親株までは育ちません。いつの間にか枯れてしまいます。水槽内ではやはり暗すぎるのでしょうね。

モクヌカボ

前回書いた60cm水槽の水漏れなのですが、よくよく調べてみると水漏れはしていませんでした。(^^;) 一体どういうことなのかというと、蛍光灯をリフトアップさせているのですが、そのリフトアップさせる器具の金具の部分が錆びていて、その錆びの部分から毛細管現象?のような感じで水槽外に水が伝ってきているだけでした。
水漏れにしてはどうも漏れてくる水の量が少ないし、おかしいなとは思っていたんですが、まさかこんなオチとは思いませんで・・。というわけでキューブガーデンの水漏れは濡れ衣でした。ADAさんゴメンナサイ。

で、水草の移植はせずに済んだわけなんですが、すでに届いているテトラの60cm水槽はどうしたらいいでしょうね。こうなったら60cm水槽二本目をいくのもありか…

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画像は兵庫で採集したヌカボ系タデ。
いい感じに育ってきているのはいいのですが、ポリゴヌムsp.ピンクが生育不良になったような草姿なのがちょっと残念。
屋外のプランターにも種子から出てきたと思われる苗がたくさんあるのですが、そちらのほうは意外にも生育が悪くあまり生長していません。すぐに水面から突き出て水上葉になると思ったのですが、水槽のほうが生育が良いのは意外です。
このタデですが、いつまでもヌカボ系タデでは呼びにくいのでモクヌカボと命名します。(ネーミングセンスが・・終わってるかもしれないけど気にしない)

下の画像は例の草。4本水槽に入れたのですが、新芽が展開してきているのはこの株だけです。あとの株は溶けたり葉が全部落ちて茎だけになったりしています。今後うまく育成できるかどうかまったく分からないので記録の意味も込めて撮影してみました。

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水漏れ!

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現在使用している水槽はADAの60cmキューブガーデンなんですが、昨日の夜に水漏れしていることに気付きまして。気付いたときはかなり慌てたのですが、じわじわと滲み出てくるように水漏れしていたので、タオルを水漏れしている箇所に置いてみたらとりあえず大丈夫そうな感じです。しかしこのままではとても不安なので急いでチャームさんに水槽台とテトラのオールガラス水槽を注文しました。
テトラのオールガラス水槽は2980円でした。オールガラス水槽はほとんどADAのものしかチェックしていなかったのでこんなに安くであるとは思っていませんでした。ちなみにチャームさんで物を購入するのは初めてです。注文した日の翌日に着くのは確かにすごいなぁ。どさくさに紛れてビオの土とかいろいろ注文してしまいました。
それにしてもキューブガーデンの水漏れですが、特に間違った置き方はしていないんですけどねー。確かにADAの専用台は使ってませんけど・・。

アクアプランツのNo.4でミズトラノオやミズネコノオの学名の変更に関するテキストが書かれていましたが(高城さんの記事ですね)日本でもミズトラノオやミズネコノオの学名はPogostemonが支持され始めてきているのでしょうか?アクアリウムの世界でミズトラノオやミズネコノオの学名が変更されたのはおそらくポゴステモン・ヘルフェリーの登場があったからだと思うのですが、日本での学名に変化がないのであれば無理に変える必要はなかったんじゃないのかなと。アクアジャーナルのほうも読んでみたのですが、どうしても変えなければいけないような理由も書かれていませんでしたし・・。
個人的にポゴステモンというよりもエウステラリスというほうがなんとなくかっこよくて好きなんですよね。まあ好き嫌いの問題じゃないのかもしれませんが。
ミズトラノオ・ミズネコノオの学名を変えるぐらいなら、イヌタデ属の学名を変えて欲しい気がします。イヌタデ属の学名をPolygonumにしてしまうとミチヤナギやミズヒキやイブキトラノオ等まですべてPolygonumになってしまうのであまり好きではないのです。まあこれも好き嫌いの問題ではないのかもしれませんが・・。でもイヌタデ属の学名は最近の図鑑ではだいたいPersicariaになっているので最近の流れではPersicariaが支持されていると思うのですがどうでしょう?

画像は這う性質のサクラソウ科の水草。最近調子が良くてどんどん増えています。

シロバナサクラタデ

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今日はシロバナサクラタデの水草としての良さを書いてみたいと思います。シロバナサクラタデはタデ科の多年草で水田の畦などに生える湿地の植物。野外では二度ほど自生を見たことがありますがどちらも陸上に生えていました。溜池などではホソバノウナギツカミのほうが出現頻度は高いように思います。
このように自生では水中への適応力はあまり感じられないのですが、意外にも水槽育成が容易なタデです。増殖のしかたはタデとしてはちょっと変わっていて、ミズトラノオやキクモと同じように走出枝を伸ばして増殖します。
生長速度も速すぎず、遅すぎずといった感じでレイアウトにも使いやすいと思います。外国産のタデのような派手さはないのですが、中景に群生させると非常に渋い一角を作ってくれるのではないかと。
しかし、水草についての造詣が深い方もあまりこの植物の水草としての良さを知らない方が多いのではないでしょうか。もちろんビオトープの素材としても活躍してくれたりもしますので、日本産の水草としてはかなり使える植物だと思います。

画像は茨城県産のシロバナサクラタデ。兵庫県産のものに比べると節間も短いですし、葉の形状や色味なども品があってなかなかいい感じです。

ところで、現在滋賀県産のミズネコノオを水槽で育てているのですが、以前育成していたミズネコノオは頂芽が水面付近になってくると必ず花芽を出していたのですが、今育成している滋賀県産の個体は水槽内では一度も花芽を付けたことがないんですよね。これは今現在この水槽の水換え頻度をかなり上げているのですが、そのせいなんでしょか?

ホームセンター

GW中にぷらりと行ったホームセンターでこんなものを見つけました。

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一瞬オオフサモ!?とか思ったのですが、よく見るとオオフサモではないっぽいです。葉の色が緑白色なのでオグラノフサモかもしれません。このフサモ系の植物が4本とヒメダカが3匹入って398円でした。
最近ホームセンターにもこういうビオトープ用の水草がけっこう入荷しているんですよね。関西に住んでいた時も某ホームセンターにムジナモが入荷していてびっくりしました。ホームセンターといえど、なかなか侮れません。
で、正直メダカは要らなかったのですが、このフサモ系の植物に興味を惹かれたので購入してみました。カップの中に入っていた4本のうち2本を水槽内に投入。どんな水中葉になるか楽しみです。ヒメダカは外に置いてあるヒツジグサを植えたバケツに入れました。

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ホームセンターには何をしに行っていたかというと、日々増殖する本を収納するための本棚と、屋外に置いている多肉植物の雨避けを作るための木材と透明シートを買いに行っていました。本棚は自分が考えていたほぼ理想どうりの本棚が入荷していて良かったのですが、組み立て式なので自分で組み立てないといけないんですよね・・。めんどくさいです。誰か組み立ててくれないかなぁ(^^;)