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パンタナル・シャジクモ

最近どうも水槽内が狭いなと思っていたら、いつの間にやらパンタナル・シャジクモが増殖して他の水草を圧迫していたようです。

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この水草ですがほとんど自己主張がないというか、基本的に透明なので黒いバックスクリーンに同化してしまいます。なのでまったく気が付かないうちに大量に増殖していたりします。ちなみに水田などによく発生しているシャジクモなども、たまに採集して水槽に入れてみたりするのですが、こちらのほうはあまり長期間水槽では栽培できないですね。ある程度育つと生長が止まってしまいます。藻類にも日本産のものは四季を感じるセンサーが備わっていたりするのでしょうか?

シャジクモ類は水中ではまったく存在感のない水草なのですが、陸に上げるとキラキラと光を反射してとてもきれいです。

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水中でもこのような感じに見えてくれたらいいんですけどね・・

ボララスを飼い始めて定期的にエサを投入しているせいか、最近油膜が出てきてしまいました。油膜ですがやはりエサの量と関係があるのですね。

ボララス

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以前から飼ってみたかった超小型美魚のボララスを買ってきました。種類はマクラータとブリジッタエです。ボララスは小型で食い溜めができず、エサやりを頻繁にしなければならないとのことで、今まで二の足を踏んでいたのですが、お店でフードタイマーを見つけてしまい、これがあれば大丈夫かも?と思い、飼ってみる事にしました。マクラータとブリジッタエをそれぞれ5匹ずつ買ってきたのですが、今日観察してみるとマクラータが4匹、ブリジッタエが2匹しか確認できず。ブリジッタエは入荷してそれほど経ってないようだったので体力がなかったのでしょうか?何匹か落ちてしまったですかね・・。

画像はミズユキノシタのグリーンフォーム(右)と兵庫県産のノーマルミズユキノシタ(左)
色の違いが分かるでしょうか?色の違いだけではなくなんとなく形も違いますね。しかし実物を見るともっと色の違いが際立つのですが、写真に撮るとあまり感じられないというか、それは単に自分の腕が悪く実際の色が再現できていないっぽいです。

最近水槽の温度もついに30℃に届くようになってきました。ファンは照明が点いている時間回しっぱなしにしているのですが、それでも水温はけっこう上がってしまいますね。夏は好きな季節なんですが、こう水温上昇が連日続くと早く涼しい季節になってほしいなぁ・・などと勝手なことを考えてしまいます。

タデ近況 7月14日

先々週は空梅雨気味なので心配、みたいなことを書いたのですが、ここ一週間ほど梅雨らしい天気が続いていますね。今日はこちらでは終日雨でした。台風も来てますし、明日も雨でしょう。

デジ一の内蔵フラッシュをもっと使ってみようと思い、何枚か撮ってみました。下の画像は水槽の右側を撮った画像。
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撮影モードをオートにすると内蔵フラッシュを使っても割りと見れる感じに撮れました。水槽を撮る場合、内蔵フラッシュはほとんど使えないものだと思っていたので盲点でした。
しかしフラッシュを使うと角度によって水槽のガラスに光が反射してしまいますね。上の画像でもフラッシュの反射が左上に出てしまっています。

水槽のタデの状況ですが、エムヌカボは花芽を出しやすいのは相変わらずなのですが、わりといい感じに育っています。このタデですが、もっと花芽が出にくくて素直に育ってくれたらアクアリウムプランツとして人気が出たかもしれないです。下の画像がエムヌカボ
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下の画像はホソバノウナギツカミとシロバナサクラタデです。
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ホソバノウナギツカミは兵庫県産のものですが、以前育てていた滋賀県産のものと微妙に違う気がします。滋賀県産のほうはもっと葉の赤味が強くなったような気がします。単に水槽環境の差なんでしょうか?

モクヌカボも調子が良いです。今のところ花芽はまったく出していないのですが、秋口になったら出してくるかもしれないので油断は禁物です。草姿にもう少し特徴があると良かったのですが、頂芽があまり赤くならないポリゴナムsp.ピンクといった感じ。


アクア系のHPですが、以前の知り合いの方はどなたも更新が滞りがちだったり、それどころか更新がすっぱり止まっていたりするのが残念。アクア系のブログも最近よく巡回しているのですが、やはりクリプトやアピストがメインのブログが多いですね。もっと雑草系メインのブログが出てきてくれたらうれしいのですが。・・ということで兵庫の方に期待。

コビトヒメビシ

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画像は今週のHC入荷水生植物。
アクアリウムではルドウィジア・セドイデスとかコビトヒメビシという名前で流通していますが、ウォーターマットというよく分からない名前が付いています。その他にビオトープコーナーに入荷していた植物は、ハッピーウォータークローバー(外国産のデンジソウ)、ウォータバコパ(水上葉で普通の草花鉢のような作り方)、ウォーターコイン(ウォーターマッシュルーム)、千島姫イグサ(イグサと名前が付いていますが、花の形状はヒメホタルイ?)、アンペライなどがありました。

自宅のプランタービオのアオミドロがひどくてどうしようもない感じになってきていたので、ここのHCで売っていたホテイアオイとアマゾンフロッグビットを購入して投入してみました。ホテイアオイなんかを買うのは正直気が引けるのですが・・。それにしてもプランタービオのアオミドロですが、発生量が多くてげんなりしています。赤玉土の単用がよくないのでしょうか?

チャームさんで購入したプラ睡蓮鉢にはIFCさんで購入したオニバス、タイガーロータス・グリーン、ニムファ・ミクランサなどを植えています。コビトヒメビシもこの睡蓮鉢に植えました。この睡蓮鉢には水槽のほうで増えすぎた水草もどんどん投入しています。タイガーロータスやミクランサの花が咲いてくれるとうれしいのですが、まだ浮葉すら出ていないので花を見るのはしばらくは無理そうです。

ラヌンクルス

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今年は梅雨入りが遅かったですし、空梅雨ぎみなので水不足が心配ですね。あまり異常気象だと水草の生育に影響が出るかもしれないので例年並になってほしいものです。

画像はホームセンターに入荷していたラヌンクルス・パピュレントゥス。もともとアクアリウムのほうでしか出回ってなかったと思うのですが、もうすでにHC園芸ルートにまで乗りはじめたようでびっくりです。しかしアクアリウムで出回っていた水草が園芸ルートにほうに出回るといろいろ心配になりますね。アクアリストではない一般人の人達のほうが帰化に対する危機感が薄そうですし。

しかもこのラヌンクルスの紹介文に「自然環境復元植物・水質浄化に役立ちます」というキャッチコピーが付いているんですね。・・もういい加減こういうキャッチコピーを付けるのはやめてほしいなあ・・。水質の浄化に役立つのだから、近所の池に植えてこよう、なんて誤解する人が出そうで怖いです。
それにわざわざ外国産のラヌンクルスを導入しなくても、日本にはウマノアシガタやタガラシといった日本産のラヌンクルスがあるのですよ。特にタガラシは水中適応力が高そうなので、今度フィールドで見かけたら採集してみようと思っています。

ちなみにこのラヌンクルスを売っていたHCには、他にはアマゾンフロッグビットとハイグロリザなどがありました。この二種は熱帯産なので日本に帰化する可能性は低いとは思いますが、HCのほうももう少し帰化に対する注意を呼びかけて欲しいです。熱帯魚店などでは特定外来生物法の絡みで、意図的な放流をしないように呼びかけるお店が増えてきてますよね。


復刊された日本水生植物図鑑が届きました。正直値段が二万近くするのは痛いのですが、この機会を逃すとまた手に入りにくくなるかもしれないので・・。掲載種数は思ったより少なかったのがちょっと残念。