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フサモ属3

殖芽の画像ばかりでは何なので、旧水槽で育っている滋賀県産のフサモの画像を撮ってみました。

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このフサモはいい感じに育つときれいなのですが、割と頂芽が潰れやすく水槽の環境が悪くなると殖芽を作り生長が止まってしまうので、きれいな状態で維持するのが難しいのが残念。もう少し素直に育ってくれたらレイアウト素材として使えるんですけどね。画像の左下に見えている茎の赤いミリオは以前紹介したHC産の外国のミリオと思われるもの。

去年の10月に立ち上げた新水槽のほうはだいぶ環境が良くなってきたようで、発生していた糸状藻もあまり見られなくなりました。ミナミヌマエビがかなり食べて駆除してくれているようです。ミナミのコケ取り能力はヤマトに比べてそれほど遜色がないように思います。ヤマトだと定期的に補充しなければいけないので出費もけっこうかかってしまうのですが、ミナミだと水槽内でどんどん殖えるのでサイフにも環境にも優しい感じでいいのではないでしょうか。コケ取りエビとしてはミナミのほうが断然お薦めです。


この前撮ったホソバノヨツバムグラの画像がいまいちだったので、また撮ってみました。う~ん・・今回もあまりいい画像ではないです。最近あまり時間が取れず写真の質にまでこだわれないのが残念なところです。デジ一は気合いを入れて撮らないとコンデジ以下というのはけっこう本当かも。

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フサモ属2

最近は個人HPがブログやSNSに移行してきているように感じます。アクアリウム系のHPも水草メインのHPは以前のような盛り上がりがなくなっているのではないでしょうか。自分のHPも2008年で6年目になるのですが、本体サイトのほうはさっぱり更新していません。ブログのほうの更新がメインになってしまってますね。
日本の水湿生植物も画像を整理してアップし直したいのですが、時間がなくて・・今年はそういう時間が取れたらいいなあと思っていますが、多分無理そう。^^; ブログのほうはなんとか週一では更新したいと思っていますので引き続きよろしくお願いしますー。


下の画像はエムエム氏に送って頂いた兵庫県産のオグラノフサモ?の殖芽です。
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さらにアップにしてみます。殖芽葉の形状が平たく変形しているのが分かるでしょうか?(あまりいい画像でなくてすいません)
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以前のブログでオグラノフサモとフサモの殖芽を比較した記事があります。参考までに。
http://aqua-volvox.tank.jp/diarypro/archives/45.html

エムエムさんのほうでも同じ場所で採取したフサモに殖芽ができたそうなので、お話を聞いてみると・・そちらでは殖芽葉の形状はオグラノフサモのような平たい形状ではなくフサモのような殖芽葉だそうで。これはやはりオグラノフサモとフサモが混生しているということなのでしょうか?

しかも水草研究会誌85号によるとそのフサモはハリマノフサモの可能性があるようです。ハリマノフサモの殖芽の形状がフサモのほうに近いものなのでしたら、ハリマノフサモが今までフサモとされてきた理由にもなりますし。しかしハリマノフサモの明確な同定ポイントがよく分からないので今の段階では何とも言えないですね。
フサモとハリマノフサモの違いは殖芽だけではなく水上葉などの全体的な雰囲気もかなり違いがあるみたいです。ちなみにハリマノフサモという名前ですが、まだ記載はされていないようなので仮称のようです。
ハリマノフサモとフサモの見分けについて何か情報をお持ちの方がおられましたら教えて下さい。

タデ普通種

水辺でもっともありふれたタデといえば、ミゾソバですね。普段はありふれすぎていてカメラを向けることもあまりないのですが、このときは池のほとり一面に群生していてレンゲ畑のようにきれいだったので何枚か撮ってみました。

10月下旬の関西で
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タデの花は派手なものは少ないですが、このミゾソバの花はタデの中でもきれいで見栄えがするほうでしょう。そして自分ではやってみたことがないのですが、水槽育成は難しいみたいです。ホソバノウナギツカミなどと比べると水が嫌いな感じがしますしね。同じ水辺のタデでも微妙な生息域の違いや生態の違いから水の好き嫌いが生じるようです。


下の画像も10月下旬に関西で撮影したミズトラノオ
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ここのミズトラノオはほんの少しの個体数しかないと思っていたのですが、少し離れた場所を探したらかなりの数の個体群を発見することができました。絶滅を心配していたので安心しました。
花が終わってすっかり花穂が緑色になっています。しかしこの写真をよく見ると5輪生の部分があるような。ミズトラノオは4輪生までのはずなんですが・・。何かのはずみでミズトラノオでも5輪生になったりするのでしょうか?


今日は久しぶりにフィードオンさんに行ってきました。アクアフローラ・オランダが入荷していたのでそれをゲットしてきたり。今日は何だか人が多かったのであまり長居はできませんでした。水草をもっとゆっくり見たかったんですが。

旧水槽では関西で採集したフラスコモの仲間がごっさりと増殖していたので間引きました。このフラスコモは本当にいつの間にか大増殖しています。一方田んぼによく現れるシャジクモはあまり水槽内では増えないですね。実家のプランターに生えていたシャジクモを持ってきて水槽に植えているのですが、あまり生長しないです。

タデ近況12月10日

リクエストがあったので、現在水槽で維持しているタデの画像を上げてみます。

アオヒメタデ
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今のところ花芽が付きまくっていて、あまり生長していません。

モクヌカボ
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この画像は旧水槽に植えているモクヌカボです。旧水槽に植えているほうは花芽がまったく出ずいい感じに育っているのですが、新水槽に移植したほうは花芽が付き生長が止まってしまいました。

エムヌカボ
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この時期は必ず花芽が付いてしまい生長が止まります。でも完全に枯れないのが不思議。春になったらもう少しかっこよく育つでしょう。

ソンシさんのタデ(アオヒメタデ?)
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ポリゴヌムsp.ピンクと同じ外見、同じ挙動です。

少し前にIFCさんでベニコウホネとコケシノブsp.カメルーンを買いました。ベニコウホネはどういう種なのかいまいちよく知らなかったのですが、コウホネの変種もしくは園芸種ということでいいのかな?コケシノブsp.カメルーンは水中で行けそうな外見なんですが生長点があまりはっきりせず、ほんとに水中で育つのかな?といった感じ。矮小化しそうな予感・・。

桜蓼と白花桜蓼

11月25日のブログで紹介したサクラタデとシロバナサクラタデ?の水中葉の画像を撮ってみました。

サクラタデの水中葉。
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採取した時期は今年ではなく数年前なのですが、実家のプランターで維持していた株があったので、水上葉を持ってきて水槽に植えたらこのような水中葉になりました。(採取した場所は11月25日のブログで紹介した場所です)

シロバナサクラタデ?の水中葉。
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生長は緩やかですが、着実に水中葉に移行しています。まだ微かに葉の黒い斑点が残っているのが分かるでしょうか?

この個体はシロバナサクラタデ?とクエスチョンマークを付けていましたが、水中葉を見るとシロバナサクラタデで間違いないようです。
サクラタデの水中葉とシロバナサクラタデの水中葉の違いは、
シロバナサクラタデの水中葉のほうが茎と頂芽の赤味が強くて葉の色がダークグリーンです。一方サクラタデのほうはあまり赤味がからず葉の色がライトグリーンで葉にゆるいウェーブが入る感じです。
水槽での挙動は二種とも同じような感じで、季節を問わず花芽を出しませんし、生長速度も緩やかなので水槽向きの植物です。


前回のブログにホソバノヨツバムグラの水中葉の画像をアップしました。このホソバノヨツバムグラですが、どうもピントが合わなくてあまり上手く撮れませんでした。