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マルバオモダカ

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最近はかなり放置している屋外睡蓮鉢ですが、それでも毎年ほとんどの
植物は芽が出てきてくれます。オヒルムシロやヒツジグサなど、屋内の水槽よりも
屋外栽培のほうが得意な草々です。

このマルバオモダカですが、今まであまり水槽内ではうまく育てられたことがなかったので、
一昨年ぐらいにお店で購入した株を屋外睡蓮鉢に植えたまま放置していました。
そして最近になって植えていた睡蓮鉢からトチカガミのような浮葉が展開してきたので
その中の一株を水槽に移してみました。

水槽では光量不足であまりうまく育たないかと思ったんですが、今のところ
新芽も展開してきていますし、特に問題ないようです。
このままトチカガミのように水槽内でも浮葉だけで育成できればいいですね。
水槽内浮葉植物の地位を確立できれば一年中見ていられますから。

マルバオモダカは自生株を見たことがないので今年の夏は自生地に行ければ
いいなあ、、と妄想しています。今年のモク取り2011にちょっと期待。

ヒメアギスミレ その後

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前回の更新からもうそろそろ一ヶ月・・。
特にこれといってネタがないので、ヒメアギスミレのその後でも。

順調に生長していまして、なんだかランナーで増える気配です。
スミレの仲間にはこんな増え方をするのもあるんですね。
開花までもっていけるといいな思いますが、管理はこれでいいのでしょうか?
今は台所の窓際に置いています。毎日見る場所なので水切れの心配はないのですが、、。

前回の日記で書いていた発芽したアオヒメタデの苗ですが、残念なことに全滅して
しまいました。うーん、、、なぜ。(つд・)

まあそもそもそんなに育成が容易なタデなら、どこにでも見られるタデになっているはずで。
ということで今水槽で養生させているサイコクヌカボのほうの育成をがんばりたいと思います。

ヒメアギスミレ

モク取り2010・番外編 兵庫県で採取した植物、ヒメアギスミレ

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水草ではないと思うのですが一応水中耐性がかなり高い植物ということで
ここで紹介してみます。

この植物、ハタベカンガレイの溜池の水際に自生していたのですが、水中でいけるかも?という
言をいただきまして、それなら、、ということで自宅まで持って帰ってみました。
水槽に植えてしばらくすると矮小化した水中葉を一枚出してきたのですが、その後は生長が
止まってしまい、消滅寸前までになりました。そしてやはり水中では厳しいと思い、
鉢に植え替えて3ヶ月ほど経ったのが一枚目の画像です。

やはり水草というより湿地植物カテゴリですね。でもそこそこの期間、溶けたり枯れたりせず
完全水中で耐えていたので素質はあるかもしれません。何万年後かには水草になっているかも?
しかしスミレ科というのは盲点でした・・。

自生の様子はこんな感じ

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去年の春にタッパーに蒔いた渡良瀬のアオヒメタデですが、今年の春になってようやく
芽が出てきました。短期間の冷蔵庫の低温処理では発芽スイッチが入らなかったのでしょうか?
うまく育てられるといいのですが、稀少タデは栽培が難しいのであまり自信はありません。
発芽自体はそれほど難しくないんですけどね。

自宅水槽のサイコクヌカボは一時期は花芽形成と水槽環境悪化で消滅寸前でしたが、
最近やっと2株まで本数を戻せました。これからどんどん増やす予定・・!

ムジナモ

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前回のヤナギモの更新の後、常用しているパソコンが壊れてしまい、
ここしばらくは新マシンへの移行をしていました。なぜか家にWin7が入った
新マシンがあって良かった。^^ とはいえメールの移行や環境の構築は面倒でしたが・・。

画像は新規導入水草のムジナモ。
ムジナモも今まであまりうまく育てられたことがない水草です。
水槽や睡蓮鉢で長期維持できている方はすごいなと思います。
そういえばムジナモって何科なのかなと思って調べたらモウセンゴケ科なんですね。
確かに頂芽から見たときの形状はモウセンゴケのロゼットに似ているような?

名前と生態の似ているタヌキモがそこそこ種分化して繁栄しているのに比べて
ムジナモは世界的にも絶滅に瀕しているようで、あまり適応能力がなさそうです。

何にしろ透明感があってきれいな水草なので、がんばって増やしたいですね。

ヤナギモ

モク取り2010・滋賀県編で採取した水草、ヤナギモ

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採取場所は去年の12月2日に紹介したミクリの一種が生えていたのと同じ川です。
エビモと似たような環境に自生していますが、エビモのように水槽育成が難しいこともなく、
ヒルムシロ科の中では容易なほうですね。水槽内でも頂芽が水面に到達してからも
かなり長く生長しますが、そうなったら適当な箇所で切って挿し直しするといいでしょう。
あまり他のヒルムシロ科のように地下茎では増えないようです。
水槽環境が悪くなると頂芽付近から根を出してきて、途中の茎は枯れてしまうので
頂芽の部分だけを底床に植え直します。

よく似た水草にポタモゲトン・ガイーがあり、以前一度このガイーも育ててみようと
思い購入したのですが、あまりうまく育てられずにすぐに枯らしてしまいました。
形態の比較などもしてみたかったのですが。

ヤナギモは育成は容易な水草なんですが形態の特性状、写真に撮るのが難しいですね。
頂芽がとてもきれいなんですが、頂芽の部分はすべて水面にたなびいてしまうので。


3月17日の日記で紹介したイヌタヌキモの殖芽ですが、新芽が生長してきたので
画像をアップしてみます。

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ノタヌキモやフサタヌキモに比べるとちょっと小型で葉も太く、全体的に
ごわごわしている感じのタヌキモです。でも最盛期には頂芽も赤くなって
かなりきれいになります。