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モク取り2013 その8

とある溜池パート4

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ここにはヒツジグサが自生していました。
溜池の水の色が妙に青っぽくてきれいでした。何が原因でこのような色に
なっているのでしょう?土壌の成分が関係しているのでしょうか?

ヒツジグサ。モネの睡蓮のようですね。

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この溜池の土手にナガバノヤノネグサがありました。初めて見ることができました。
葉の基部に白い模様があるのが分かるかと思います。

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水生植物だったら面白いのですが、特に水は好まないようです。


場所を移動してとある湿地帯。ここにはハタベカンガレイ、フトヒルムシロ、
ホソバミズヒキモなどがありました。

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ハタベカンガレイ、フトヒルムシロ、ホソバミズキモ。

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フトヒルムシロの緑から赤まで変化する葉色がきれいですね。
今年の夏は久しぶりにフトヒルムシロの水槽栽培に挑戦しましたが、
やはりうまく育成することができませんでした。

ヒルムシロは水槽内や睡蓮鉢での育成が容易ですが、フトヒルムシロは
人為的な環境での栽培が難しいですね。

その9に続く。

モク取り2013 その7

イボクサとキクモが沈水状態で生育していました。
普段はもっと水深が浅くて抽水状態になっているのかもしれませんが、
この日は完全に水中に沈んでいました。

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イボクサも何回も水槽育成に挑戦しているのですが、いずれも上手く育てられたことがありません。
水槽に植えても秋口に花芽を付けて生長しなくなるパターンばかりです。
どなたかイボクサを水槽内で周年栽培している方がいましたらご教示ください。

場所を移動してとある溜池パート3
ここの溜池にはヒロハノエビモ、イトモなどがあるとのこと。
人為的な水域にヒロハノエビモがあるのは珍しいそうです。

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ここの溜池ですが、確かに溜池にしては水の色が自然池沼に近い感じがしますね。

岸付近にはイトモとミゾカクシがありました。

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ヒロハノエビモは岸から採取できる場所には生えていなかったのですが、
流れ藻になっていたものを拾うことができました。

イトモとヒロハノエビモをバットに入れて撮影。

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このヒロハノエビモは現在水槽で育成中です。
琵琶湖のヒロハノエビモと何か違いがあるのか確認しようと思います。

モク取り2013 その6

場所を移動してとある溜池。
ここにはオグラノフサモがあるとのこと。

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オグラノフサモの沈水葉。左下にある明るい緑色の水没した植物は何でしょう?

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オグラノフサモの水上葉。というか水中葉が水上に出たものですね。

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この溜池のオグラノフサモもお持ち帰り。
自宅水槽には別の自生地のオグラノフサモがあるので混ざらないようにしないといけません。
今のところ別水槽に植えてあるので大丈夫だと思いますが。

さらに場所を移動してとある溜池パート2

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ここの溜池は遠浅でしたのでウェーダー装着で水生植物を観察しました。

岸付近に生育するチゴザサ。この場所の個体も採取して現在水槽で育成中。

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チゴザサもハイチゴザサほどではないですが、水槽育成に向いていて
普通に水槽内で沈水状態で育成可能です。
この日は関西に台風が来た一週間後ぐらいでしたので、増水している溜池が多かったです。
この溜池も普段よりは水位が高い感じでしたが、どうだったのでしょうか?