画像は9月末に兵庫で採取してきたタチモです。
水槽に投入してから10日ほどで、このようなきれいな水中葉を伸ばしてきています。
下茎の葉はまだ水上葉なのが分かるかと思います。
タチモは何年か前に、採取した個体を育成していたのですが、
育成が容易なのもあり扱いが雑になってしまってロストしていました。
なので今回はもう一度水槽で育てたくなり、採取してきました。
日本産ミリオフィラムの中でも葉が糸状になり最もきれいな種類だと思います。
ただし、その分存在感はあまりないのですが。
まだ他の植物が水槽(水中)環境に適応できずに動きがない中で
屈託なく水中葉を出してきてくれるのはうれしいですね。
9月末のモク取りで同時に採取してきた水草は他にもいろいろあるのですが、
大部分は以前育てたことがある植物です。
水槽での維持が難しくて何回も枯らしている水草ばかりなので、
今回もまた少しフィールドから頂いてきました。種類はシソクサ、ミズネコノオ、
マルバノサワトウガラシ、などです。このあたりの有茎草を何年も維持するのが
目標なのですが、なかなか難しいですね。
今回採取してきた水草の中でも気になる種類が一つあるのですが、
滋賀の湿原で採取してきた水生イネ科の植物です。
種類はムツオレグサかも?とのことなんですが、よく分かりません。
でも今のところ水槽環境で行けそうな雰囲気です。