画像は去年滋賀県で採取してきたセンニンモです。
モク取り2011その10で紹介したセンニンモの画像の個体を水槽で育成したもの。
最近になってようやく写真に撮れそうな形状の良い株になってきたので撮影してみました。
センニンモはヒルムシロ科の中でも育成が難しいほうというか、
水槽内でガンガン増えるタイプではないので、なかなか水槽内画像を撮る機会がありません。
生長も遅いですし、全長もあまり長くなりません。
水面に到達するまえに頂芽の成長が止まってしまい、その後
頂芽が枯れてしまうパターンが多いです。
地下茎から脇芽はけっこうたくさん出るのですが、その脇芽も
あまり伸長しないことが多いので見栄えのしない水草ではあります。
水槽内でもっとモサモサした群落状にできれば綺麗なんですが。
去年採取してきた滋賀県産のミズニラですが、
一時はまったく姿が見えなくなってしまい、完全に枯らしたと思っていたのですが、
最近になって新芽が出てきました。地下の塊茎が残っていて復活できたようです。
このミズニラは例の鯉が放流されてしまった溜池のミズニラなので大切にしたいですね。