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フサモ属

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ここで何度か紹介している東京産のフサモですが、あそこに自生しているのはホザキノフサモでは?という指摘を受けまして。確かに色味や形態からホザキノフサモでもおかしくないわけで、さらに混乱してきてます。また、以前市ヶ谷さんでフサモとオグラノフサモの水中葉を見せてもらったのですが、色味は両種ともほぼ同じ黄緑色でホザキノフサモのような色味ではなかったような気が。

ホザキノフサモとフサモ、オグラノフサモの見分け方は花穂の形状の他に、ホザキノフサモは常緑で殖芽を作らないというのがあるので、今度機会があれば冬に自生地を見に行ってみます。

掲示板で教えて頂きました、里湖モク採り物語読了。
これほどモク採りについて詳細に書かれた本はないと思われます。いわゆる里山が付近にない地域は湖沼の水草を堆肥として利用していたのですね。
これらの水草がカリ肥料として使われていたということは、相当量のカリウムを吸収していたということでしょうか。
今年行ったフィールドでも何度か車軸藻類を見ることができましたので日本の湿生植物に画像をアップいたしました。画像は関西の水田やその付近です。

それと、本体サイトのほうはしばらく更新を休止することにしました。コンテンツに協力して頂いた方、ありがとうございました。また気が向いた時に再開するかもしれませんが、今はブログだけで充分なので。

画像は滋賀で見せて頂いたフサモ属。滋賀のような湿地が豊富な場所でもフサモやオグラノフサモはあまりないらしく、ここの溜池でも所々にぽつぽつと生えているだけでした。