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タデ近況 4月15日

デジ一練習中。絞り優先モードにするのは、やはり正解のようで以前よりもましな感じになってきてます。

↓の画像がノーフラッシュで撮ったもの
ファイル 46-1.jpg

↓の画像が内臓フラッシュを使って撮ったもの
ファイル 46-2.jpg

フラッシュを使って撮ったほうは、いかにもフラッシュを使いましたという感じに陰影が付いていてあまり良くないのですが、葉の葉脈などの細部の描写ができています。しかしノーフラッシュのほうはそれらが単色で潰れてしまっています。・・これはどうしてなんだろうなぁ。やはり絶対的な光が足りないということなんでしょうか?

上の画像は10月28日の日記で紹介した兵庫のヌカボ系タデ。屋外のプランターから発芽してきた実生苗を水槽に移植しました。今のところ画像のような感じで育っています。
滋賀産のエムヌカボはここ最近花芽ばかり上げてきていて、枯れてしまうかと思われたのですが、なんとか花芽が付いていない新芽が伸びてきています。
シロバナサクラタデ、ホソバノウナギツカミは順調。

最近水換えの水を原水のまま水槽にいれるのではなく、PHマイナスを添加してPHが6.0ぐらいになるように調整してから水換えをしています。それをするようになってから調子の悪かったバコパ.spギニアの調子が良くなってきています。しかし本当に調子の良くなってほしい水草は、もう時すでに遅し、といった感じになってます。

フサモ殖芽

デジ一練習中。水槽内で育てているフサモ属二種に殖芽が形成されていたので撮ってみました。今回は絞り優先モードにして撮ったのですが、けっこう細部までいい感じに描写できたかも。今まではどうも細部のエッジがぼけるような感じになっていたんですが、それが少しだけ改善されたような気がします。

↓IFCさんで購入した広島産オグラノフサモの殖芽 長さ3cm
ファイル 45-1.jpg

↓滋賀で採集したフサモorオグラノフサモ?と言っていたものの殖芽 長さ3.5cm
ファイル 45-2.jpg

こうして見比べてみると形状の違いが分かります。オグラノフサモのほうは殖芽葉の幅が広くなっていて硬くしまったような感じになっていますね。一方滋賀産のほうの殖芽葉は普通の葉と同じような形状のまま殖芽になっている感じです。

滋賀産の個体の殖芽は形状的にはフサモですね。しかし長さが3.5cmと少し長めなのが気になります。日本水草図鑑にはフサモの殖芽は1.5cm~3cm、オグラノフサモの殖芽の長さが2.5cm~8cmとあります。滋賀産の殖芽のほうは葉も少し開き気味ですし、すでに生長を始めているので全長が長くなっているのかもしれませんが…。しかし水槽内ではオグラノフサモよりも生長が良く、現在けっこう増殖しています。フサモの育成は難しいはずでは…?
む~・・よく分かりませんが、滋賀産のほうはやはりオグラノフサモの殖芽の形状とは違いますので、お師匠に言われたとおり私もフサモとしておきます。疑り深い人間ですいません…。

そろそろと屋外プランターのほうにも動きが出てきましたね。ヒツジグサはやっと新芽がでてきて一安心。枯れてしまったかと思った。他にもヌカボ系タデ(実生)、オギノツメ、シロバナサクラタデなども新芽が展開してきています。

タチモ

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デジ一練習中。レリーズ買ってきました。
画像は現在水槽内で育っているタチモです。レンズは18-70mmのものなので接写はこれぐらいが限界っぽいですね。でも感覚としてはもっと寄りたいなー。できればこのタチモのような葉の細い水草でも葉脈の一本一本が見えるぐらいに描写してみたいです。

タチモは兵庫県産。自生地の溜池ではリスノシッポのような赤い水中葉を茂らせていましたが、この水槽ではあまり赤くならないですね。

チドメグサの仲間

ファイル 41-1.jpg

画像は去年の8月、湧水河川の流水中に茂っていたノチドメ。この画像の株は現在自宅の水槽で育成しています。ノチドメというとかなり光量にうるさいと思っていたのですが、意外に低光量にも強いようです。

日本産のチドメグサの種類やその見分け方などについて、あまりよく分かっていなかったのでネットで調べてみました。
チドメグサの仲間はセリ科なのですが、APG植物分類体系ではウコギ科に移されているようです。ウコギ科の植物にはヤツデやタラノキ、キヅタがあり、花の形状は確かにこれらの植物に近い感じがします。

チドメグサ Hydrocotyle sibthorpioides
葉の基部は深い心形 葉の切れ込みは浅い 葉の直径1cm~1.5cm
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オオチドメ Hydrocotyle ramiflora    
葉の基部は深い心形 葉の切れ込みは浅い 葉の直径2cm~3cm 
花柄は葉よりも高く伸びる
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ノチドメ Hydrocotyle maritima    
葉の基部は浅い心形 葉の切れ込みは深い 葉の直径1.5cm~3cm
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ヒメチドメ Hydrocotyle yabei      
葉の基部は浅い心形 葉の切れ込みは深い 葉の直径1cm未満?
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オオバチドメ Hydrocotyle javanica    
葉の光沢はあまりない 葉の直径5cm~? 林床内の水分の多い箇所に生える

↓のHPにチドメグサ、オオチドメ、ノチドメの区別が分かりやすく載っています。
http://www.rikengreen.co.jp/nousi-kenkyuu/zasso/notidome.htm

まとめると
チドメグサとオオチドメは 葉の形状はほぼ同じで 葉の大きさが違う
ノチドメとヒメチドメは 葉の形状はほぼ同じで 葉の大きさが違う
チドメグサ、オオチドメとノチドメ、ヒメチドメは葉の形状が違う
・・というところでしょうか。

ノチドメの葉の大きさはチドメグサと同じぐらいかむしろ小さいと思っていました。水槽内で育てると小型の葉になるのでそういう印象があったのでしょうか。水上葉ではチドメグサの葉の直径よりも大きくなるんですね。
ノチドメはごくありふれた植物なので採集も容易ですし、前景に使える数少ない日本産の水草です。育成もそれほど難しくないですし、野外で見かけられたらぜひ水草水槽に植えてみてはいかがでしょうか。


滋賀県産のミズネコノオが増殖中です。もしご入用の方がおられましたらコメント欄からよろしくです。

ヒメシロアサザ浮葉

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先週パソコンがウイルスにやられてしまい、がっさりとパソコンの挙動がおかしくなってしまいました。どうやっても復旧しなかったのでOS再インストールをするはめに。これで数日潰してしまいました。ひぎぃ。

一月ほど前、知り合いの方とデジタル一眼レフについていろいろと話していたのですが、話しているうちに再度デジ一熱が上昇してきております。自分の中でやっぱり手ぶれ補正は必須だという結論に達しまして。薄暗い林床内でキノコを撮ったりとか、三脚を立てられない場所で接写したりするときに威力を発揮してくれそうじゃないですか。(まあ三脚はもともとあまり使う気はないですが。そもそも三脚自体持ってないですし)
で、自分に手が出せそうな価格帯で手ぶれ補正が付いているデジ一というと、PENTAXのK100DかSONYのα100しかないので自動的にこの二機種に絞られることに。
実は以前、ミノルタのアナログ一眼レフカメラを持っていたんですが、このミノルタのレンズがα100で使えるようなのですね。標準用のレンズと広角レンズ、あと接写用の接写リングなんかもあったはずなのでこれらのレンズ資産を使えるのならうれしいなと。画素数も1020万画素で申し分ないですし、これらを考えるとα100が一歩リードでしょうか。しかしK100Dに比べるとネットでの評判があまり良くないようなのでそこは気になりますが・・。

そういえば、アクアプランツのNO.4がいつの間にか出ていたようで。今回も記事が横書きで左綴じなんですがアクアライフが縦書き、右綴じなので何か違和感を感じてしまいます。そしてアクアウェーブも新刊が出ていましたが、表紙のデザインがかなりアクアライフを意識したデザインになっていてこちらも違和感感じまくりでした。

画像はヒメシロアサザの浮葉。
水槽内では生長が遅く、葉もアサザに比べるとかなり小型なようです。水中葉はもちろん出さないですが、アサザのように水槽内を縦横無尽に走り回られても困るので、逆に水槽向きかもしれません。