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タデ実生苗

今までこのブログでエムヌカボと仮称していた滋賀県産のタデですがヌカボタデであることが確定しましたので、今後はヌカボタデと書くことにします。同定して頂いたS氏に感謝!

4月中旬に蒔いたタデの種子ですが、ナガバノウナギツカミとサデクサはいくつか芽が出てきています。が、アオヒメタデとヌカボタデのほうはほとんど芽が出ていません。なんだかこれらのタデを蒔いているタッパーの水面に、浮いた状態で発芽している植物があるのですが、これはどうもタンポポの芽のようです。そこここにタンポポの綿毛がたくさん落ちているので・・。最初タデの種が浮き上がって発芽したのかもと思ったのですが、どうも違うっぽい。
自分で蒔いたものはこのような状態でいまいちなんですが、こぼれ種から発芽してきたタデはたくさん芽が出てきていてよく生育しています。引き抜いて写真を撮ってみました。
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中央の苗が兵庫のヤナギタデ、右が水鉢の隣に置いていた多肉植物の鉢から発芽していたタデの苗(種不明)、左が水鉢から発芽していたタデの苗(種不明)です。これらの苗を自宅水槽に沈めてみました。左の苗はモクヌカボで右の苗はヌカボタデかな?どうも自信がないのですが、水槽内で育ってきたら何か分かるでしょう。

それとヒメシロアサザの苗が育ってきたので載せてみます。
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これは水槽内に植えていたヒメシロアサザの種子が水面に浮いていたので、その都度集めて少量の水と一緒にジップロックで保存しておいたものを蒔いたものです。というか、春になった段階でジップロック内で発芽していたので、慌てて苗床に植え付けたものです。しかし正直こんなにたくさん数があっても困るんですけどね。^^;

タデ種子播種 その後

12日に播いたタデの種子ですが、今日確認したところ、アオヒメタデのタッパーでようやく一つの芽が出ているのを確認しました。
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でもこれ、どこかから飛んできた雑草とかの芽じゃないですよね??タデの実生ですが、一週間ぐらいですぐに発芽すると思っていたのでちょっと意外でした。このままほとんど芽が出ず実生失敗してしまったらどうしよう・・。去年の秋に種子を採取したらすぐに苗床に蒔いてしまって、春まで屋外で放置しておいたほうがよかったかもしれない。

こちらは5日の日記で紹介したタデの新芽のその後。
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大きめの新芽はやはりサデクサだったようで、矢じり型の本葉が出てきました。シロバナサクラタデを植えていた水鉢にはミズメイガが発生していて、水中から出ていたタデの新芽がすべて食べられてしまいました。この時期に食害されると致命的なダメージになりますね。いちおうミズメイガの幼虫は取り出して駆除しましたが、まだまだ発生しそう。


水槽のほうはメンテをしばらく放置していたので少し状態が悪化していたり。(といってもコケが生えたりはしてないですが)

タデ種子播種

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今日は買ってきたタッパーに赤玉土と水を入れてタデの種子を播きました。播いたのはアオヒメタデ、サデクサ、ナガバノウナギツカミ、ヌカボタデです。この他にも謎のタデの種があったのですが、これは多分兵庫のヤナギタデなので播かなくてもいいかも。水鉢のほうからヤナギタデの芽がたくさん出てきていますし。

一昨年兵庫で採集してきて現在すっかり水草として育てられるようになっているモクヌカボですが、これも水上葉にして屋外で育ててみようと思っています。やはり自然下で育ったようなきれいな状態に育てて、花穂や種子も見てみないとヤナギかサイコクか確定できないですね。


画像はナガバノウナギツカミなどが生えていた関西のとある場所。ここには他にもサクラタデやシロバナサクラタデ、ミゾソバ、ホソバノウナギツカミが生えていてタデ天国のようになっています。

タデの新芽

2008年ももう4月!早いですね。こちらでは桜もこの週末で終わりでしょう。そして冬の間殺風景だった自宅の水鉢にもだいぶ動きが出てきました。

滋賀県産?シロバナサクラタデとアオヒメタデ?
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?マークが付いているのは何だか記憶が曖昧だからです。
やはり名前を書いたプレートなどを挿しておかないとどこに何を植えたのかを忘れてしまいますね・・。前はどこで何を採取してきて、植え付けなどのどんな作業をしたかをノートに書いていたのでせすが、最近サボっていたのでよく思い出せません。^^;

この画像のシロバナとアオヒメですが、面白いのは宿根草と一年草のタデではスタート時でこれだけの違いがあるということ。土の撹乱が起こりくい環境では宿根草のほうがお得感がありますね。

そしてこちらは多分、エムヌカボだと思うのですが・・。緑色が濃い少し大きい葉はサデクサかな?
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去年種子を保存しておいたタデが数種あるので、早いうちに苗床の用意をして蒔いてしまわないといけません。それと、オオアブノメやスズメハコベなどを植えていたプランターにも微細な双葉の芽がたくさん出ていました。オオアブノメの新芽だといいのですが、どうだろう??

それと他の水鉢にはヤナギタデの新芽も水中でしっかり発芽していました。小さな双葉でもしっかり辛いです。去年はヤナギタデを長期間水槽で育成できたので、今年も水槽で育ててみたいと思います。ヤナギタデの水槽育成ですが、去年は初冬に花芽を付けて枯れてしまいました。そういえばタデは水中でもけっこう花芽を付けますが種子までは形成している感じはしないですね。でももしかしたら閉鎖花を付ける場合もあるのでしょうか?

ナガバ画像

懸案事項はこちらからのアクションは全て終了した。あとは返信が来るのを待つだけ。というか、一つはもうすでに返信をもらっていたりします。こういう1円にもならないことを笑顔でやってくれる人っていいなあと思います。(メールなので表情までは分からないけど、多分笑顔だと思うのだ!)

乾燥標本はやはり作っておいたほうがいいなと思いました。ちゃんと作るのは大変なんですけど。生植物だと発送したりするにもいろいろ気を使わないといけないし、受け取るほうの扱いも面倒になるでしょうし。


最近は自宅水槽のほうにはあまり特記するようなことがないのですが、旧水槽にPHマイナスを入れるのをサボっていたらPHが7.0付近まで上昇してしまっていた。去年の暮れから今年にかけてロストしてしまった水草も多いです。マルバノサワトウガラシを枯らしてしまったのが痛かったです。自分で採ってきたものだけにちゃんと水槽化させたかったですね。

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画像は去年の秋に撮ったナガバノウナギツカミ。
一枚目の画像はアシに寄りかかるような感じで立ち上がっている状態です。イヌタデ属の中ではかなり背が高くなるタデです。
花の色も他のタデにはない独特な感じがあります。撮影時暗かったせいもあるかもしれませんが、グラデーションがかかったような花色で綺麗ですね。