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モク取り2013 その10

ミミカキグサ。

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この場所ではミミカキグサの水中葉の良い株が採取できたので
自宅水槽に投入したのですが、例年通りうまく育てることができませんでした。
う~ん、、小さい植物なので底床に植えると光量不足になってしまうのかもしれません。
かといって水面に浮かべておいても、あまりいい結果が得られないことが多く・・。
日本産のミミカキグサで緑の絨毯を作りたいのですが、未だに実現していません。

こちらはムラサキミミカキグサ。

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葉の形状がミミカキグサとは違い、スプーン状になっています。
ちなみにハイチゴザサの拡大画像は上記の画像が分かりやすいですね。


場所を移動し、とある河川。

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川の中に植物が生い茂っている地面があり、そこにハンゲショウが自生しています。
植栽ではないハンゲショウを見るのは初めてだったのですが、草刈の後だったのか、
あまり背丈が高く育っている植物がなく、ハンゲショウも最近芽吹いてきたと思われる
背の低い株しか見ることができませんでした。
この生育地のハンゲショウは採取して現在育成中です。
ハンゲショウですが、東海地方ではわりとよく見られるそうです。

とある溜池パート6

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ここにはミクリsp.がありました。
ミクリは花や実を確認しないと正確な同定ができないため、
花や実が付いていない個体はsp.扱いになります。

とある溜池パート7

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ここにはヤリハリイがありました。
ヤリハリイは穂が普通のハリイよりも長いです。
こちらも採取して水槽で育てています。今のところ順調に水中で生育しています。

この後もコバノヒルムシロが自生する溜池に行ったのですが、増水後のためか
自生しているものを見ることはできませんでした。


今回は企画が私でいろいろ不安もあったのですが(といっても自生地の案内は人任せ・・)
普段行くことのない兵庫京都中部地方を見ることができて良かったです。
今年は兄さんも参加できるといいなあと思います。

モク取り2013 その9

明けましておめでとうございます。
今年ものんびりと日本の水草の育成・観察をしていければと思います。
今年の目標は関東のフィールドに一度は行く!ですかね?

ツイッターのほうには年末の水槽画像を投下しましたが、
ブログのほうも更新していきたいと思います。


モク取り2013 その8の続き

ハタベカンガレイの水中葉。

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ハタベカンガレイですが、水槽育成にも向いていますし
育成も容易で日本産水草入門種だと思います。


とある溜池パート5

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この溜池にはジュンサイ、ヒルムシロ、タチモ、ミミカキグサ、ムラサキミミカキグサ、
ハイチゴザサ、フラスコモsp.などがありました。

ヒルムシロとフラスコモsp.

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ハイチゴザサはこのような感じで水際一面に自生していました。
あまり注目していなかった植物なのでいい画像ではないですが。
画像を見返してみると意外に水際のほうまで進出していますね。

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ヒルムシロとタチモ

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この場所のヒルムシロは採取して水槽で育成しています。
ヒルムシロの水中葉は透明感がありきれいなのですが、すぐに浮葉を出してくるので
水槽で鑑賞するタイプの水草ではありません。まあ浮葉植物だと思えば・・。