第二水槽に植えているヒルムシロとコバノヒルムシロが生長してきたので
写真を撮ってみました。
ヒルムシロは滋賀県産のもので、屋外睡蓮鉢に植えっぱなしにしていたものが
今年になって新芽が出てきたので水槽に移植してみました。
透明感のある葉がきれいですね。それと新芽の手触りがすごくヌルヌルと
しているのはなぜでしょう?食害対策なんでしょうか?
ヒルムシロは形態の地域差がすごくあって、いろいろな産地のものを
育ててみると面白かったりします。水槽水草としては水中葉の耐久度があまり
ないことと、すぐに浮葉を出してくるのが玉にキズといったところ。
でも風情があるというか、いかにも日本産水草といった感じなので自分はすごく好きです。
先日頂いたコバノヒルムシロですが、水槽に植えた株は浮葉がすっかり消滅して
繊細な水中葉を展開してきました。とりあえず第一段階は乗り越えたかと思うので
一安心です。今後の長期栽培はまだ不安ですが。
水中葉の幅はイトモの水中葉よりもさらに細いですね。日本水草図鑑によるとイトモの
水中葉の幅が0.7~1.5mm、ホソバミズヒキモの水中葉の幅が0.3~1mmとなっているので
イトモよりはかなり細いようです。(コバノヒルムシロの形態は果実以外では
ホソバミズヒキモと区別できないとのこと)
イトモとホソバミズヒキモの水中葉の幅はそれほど変わらないのかと思っていました。
実際に両者を育成してみると一目瞭然というか、違いがよく分かります。
それにしても日本産という括りだけで、なかなかネタが尽きないものですね。
外国産の水草ももちろん面白いとは思うのですが、、自分的には自分で採ってこれる
日本産が一番面白いと思うのです。
ときどき、やる気の低下が起こり水槽を見たくない時期が来たりしますが、
本気で水槽をたたもうと思ったことは一度もないのが不思議です。
まあ自分も一年後ぐらいにすっぱり止めている可能性もなくはないですが^^;
でも環境が許す限りできるだけ長く続けていきたいなと思っています。