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劇的ビフォーアフター

先月の関西行では以前教えて頂いたミズネコノオの自生地に行ってきたのですが、今年もしっかり自生が見られてよかったです。この場所はシソクサやミズタガラシもあってなかなか自生が見られない植物の宝庫です。しかしここにはツルノゲイトウが帰化していてそれが残念。ツルノゲイトウの学名はAlternanthera sessilisで熱帯魚屋でよく売っているレッドグラスと同じ学名になっています。このツルノゲイトウの葉が赤くなったものがレッドグラス?う~ん、よく分かりません。

ミズネコノオはミズトラノオと違い水田の植物のようですが、その他の環境でも見られるのでしょうか?溜池巡りをしているとミズトラノオはよく見かけるのですが、なかなかこのミズネコノオには出会えません。

このミズネコノオですが、水槽で育てるととても華のある美しい水草になります。↓の画像は先月の23日に撮った画像です。

ファイル 95-1.jpg

↓こちらが今水槽で育っているミズネコノオの画像。(この水槽の個体は採取した時期は一昨年ですが、採取した場所は上の画像と全く同じ場所です。)

ファイル 95-2.jpg

田んぼに生えている水上葉からはちょっと想像つかない変わりぶりですよね。日本産の水草の中でもレイアウトにも使えて尚且つきれいと三拍子揃った水草です。


下の画像は、ある溜池にミゾカクシなどと一緒に自生していた植物。花も咲いていなかったし、名前がまったく分からなかったのですが水中に生えていたので水槽でもいけるかと思い、採取してみました。

ファイル 95-3.jpg

家に持って帰ってきたら頂芽が溶けてなくなっていたので水中育成は無理かなと思っていたのですが、水槽に植えてしばらくしたらこのように茎節から頂芽が出てきました。この植物の自生の写真を撮ってくればよかったのですが、まったく抑えてませんでした。^^;
今回の関西行はこういうことが多かったですね。写真撮るのを面倒くさがってはいけません。