日本の水草で最も美しい水草は?と聞かれたら何を挙げるでしょうか?自分が真っ先に挙げたいのがミズオオバコです。(コウホネやヒルムシロの仲間、バイカモなども捨てがたいですが)
水場を見て回っていても自生地は多くないと感じますし、発見できたときはかなりうれしい水草でもあります。ちなみに今まで自分が見た自生地は用水路などの人の手が入ったところばかりでした。このミズオオバコ、水中葉はもちろん美しいのですが、やはりこの儚げな花がいいですね。うっすらと花弁に入る薄紫色が印象的です。
水槽での育成が簡単すぎないのもいいです。増えすぎて困るような水草だと飽きるのも早いというか。水草に強いお店では時おり採集物と思われるミズオオバコが入荷しますが、ネット上には水槽内で育っているミズオオバコの画像もあまりないので、長期間水槽で維持されている方はあまりいないと思われます。
私も去年は久しぶりにミズオオバコの水槽内育成に挑戦してみたのですが、見事に枯らしてしまいました。
そんな水槽での育成が難しいミズオオバコですが、今年も水槽内育成に挑戦してみようと思い、兵庫から何株か持ってきて水槽に植えてみました。今のところ葉の展開が早くいい感じに育っています。
去年とは何が違うんでしょうね。同じ水槽なんですが・・。去年はこの画像のような立派な水中葉を展開することなく、衰退して枯れていってしまったので。やはり水換えのサイクルを早めにしていることがいい影響を与えているのかも。
下の画像はこのミズオオバコの自生地で撮った写真。写真自体は去年のものです。今年もこの自生地で撮ってきたのですが、あまりいいショットがありませんでした。
9月16日の日記で紹介した謎ミリオですが、株が充実してきたようで、輪生数が6になりました。というわけでフサモでもオグラノフサモでもないようです。(フサモとオグラノフサモの輪生数は4~5) 外国産のミリオだと思われます。しかしあまりHCなどで外国産の水草をばら撒いてほしくないんだよなあ・・。せめて日本産にしてほしい。
草仲間でもあるところのエムエム氏がブログを始められました。これからの展開に期待してます。(^^)
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