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ハンゲショウ

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最近のアクアネタはツイッターのほうにばかり書いてしまっていて
ブログで書くネタがあまりありません。
古くからのお知り合いもこのところツイッターの更新のほうが多いような・・
しかし一応こちらのほうにも同じネタを書いておきます。

去年睡蓮鉢に植えたオニバスが生きていました。
枯らしてしまったと思っていたので良かった。でも採取した時は
かなり大きな楯状の円形葉だったのですが、現在出てきている葉は
基部に切れ込みのある、普通のスイレンの幼葉のような形状です。

屋内の水槽のほうもあまりメンテナンスする時間もなく
放置状態のことが多いのですが、ヒメシロアサザ、ヒンジモ、
マルバオモダカ、ミズワラビ、サンショウモ、フサタヌキモなどが
水面を覆っています。これらの水草は増えるのが早すぎですね。^^;


ハンゲショウですが、何年かぶりに水槽で育てています。
真ん中の葉が水槽内で出てきた新芽です。
ハンゲショウは意外にも矮小化することなく完全な水草として育てられるので
日本産水草としてはけっこうおススメなんですが、あまり育てている人はいませんね。

自分は野外で自生しているのを見たことがないので、
そこそこ稀産なのかもしれないですが、どうなんでしょう?
水槽で育ててもよし、睡蓮鉢で花が咲くまで育ててもよしな植物なので
水槽も睡蓮鉢もやっている人には有用な植物だと思います。

コメント一覧

マツモムシ 2012年08月05日(日)04時54分 編集・削除

ハンゲショウはそこそこ稀産種ですね。
でも兵庫県北部のシカの食害の多い低湿地では、シカ忌避植物であるため、大きな群落をつくっていることがあります。
兵庫県南部ではどこでも絶滅が危惧されています。

藻草 2012年08月06日(月)03時05分 編集・削除

シカ忌避植物なんですか。確かに草体にちょっと臭気があるかも?
兵庫北部には多いとのことで、一度純粋な野生個体を見てみたいですね。

carex 2012年08月06日(月)18時48分 編集・削除

東海地方でも、伊勢志摩では「湿った場所ならどこにでもある」というくらいの雑草なんですが、それ以外の地域では植裁以外、一切見たことがないんですよね。本当に不思議な分布の水草です。

藻草 2012年08月07日(火)01時19分 編集・削除

伊勢志摩ではそんなに多いのですか。一度見てみたいですね。
今まで意識して探したことがなかったのですが、
そういえば見たことがないなと。自分的にはありそうでない植物No.1かもしれません。

マツモムシ 2012年08月07日(火)01時57分 編集・削除

こちらではハンゲショウは割りと海が近い、あるいは海が見えるような丘陵~低湿地に遺存的に分布しているように思います。
西宮市内ではかつて海進があって今は丘陵裾野となっている場所にかろうじて生育しています。
そのような場所で古くから開発を免れ、かつ中栄養~やや富栄養な湿地環境(なかなか長期に存続するのは難しい条件ですが)が残っていれば見つかる可能性はあるかと思います。

>carexさま
例のナメラタイワンヤマイの件ですが、かつて記録のあった場所は全滅なうえ、多忙がかさなり、いっこうに前進しておりません。
申し訳ない…