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フサモ

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水槽で(というか栽培下で)育成が難しい水草その2、フサモ。今のところ生長は順調なのですが、もう少ししたら生長が止まると思われます。しかし水中葉はホザキノフサモとそっくりですね。日本水草図鑑によると葉は4~5輪生と書いてありますが、水中葉には5輪生のものはなく4輪生のものしか見つかりませんでした。
現在、家の水槽には市ヶ谷さんで購入したオグラノフサモもあるのですが、フサモとは色味が全然違いますね。オグラノフサモの水中葉が黄緑色なのに対してフサモの水中葉は深緑色で一目で違いが分かります。


進化の方向性について追記
先日買ってきた本、進化論の不思議と謎の最終章から引用。
「ところが最近になって、総合説進化論自体を見直す傾向も強まっている。なぜなら、実際の生物の観測から、総合説進化論でも説明できない事実がつぎつぎと明らかになってきたからだ。
たとえば、完全にランダムであると考えられていた遺伝子レベルの突然変異に、ある方向性をもつケースが発見されている。また、生物が環境によって進化を遂げた例(つまり必ずしも遺伝子の進化が必要ではないこと)なども見つかっているのである。」

また序章にはこんな言葉もあって、
「しかし進化論ほど、さまざまな現象を統一した理論で解決しようという科学はまれだ。」
自分はこの言葉が進化論については一番的を射ているのではないかと思うのですね。地球上の数千万種といわれる生物すべての進化を一つの理論で説明するのは無理があるのではと。進化論は分子生物学の分野で解明が進んでいるとはいえ、人類にとっては当分SFのままなんじゃないかな。

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