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ホソバノヨツバムグラ

ファイル 72-1.jpg
山際の湿地などでたまに見られるホソバノヨツバムグラ。この画像は関西の溜池で撮影しました。ここは山から沁み出すように水が流れてきていた場所で、ミズゴケなどと一緒に自生していました。
こんな感じで地面を覆うように生えることもあるんですね。積極的に水中に進出するような植物ではないのでしょうけど、湿潤な環境がかなり好きなようです。このホソバノヨツバムグラは採取してきて水槽に植えましたが、今のところ水中葉として育っています。ただし水中葉は矮小化していてあまり水草という感じはしないです。性質的にミゾカクシと似たような性質のようです。(ミゾカクシも水辺が好きですが、水槽で育てると矮小化してしまう)

ホソバノヨツバムグラの水槽での画像です↓
ファイル 72-2.jpg

この前頂いた兵庫のフサモ様植物ですが、殖芽の形状からオグラノフサモのようです。新水槽には滋賀のフサモと、このフサモ様植物を一緒に植えたのですが、新水槽の環境が悪いせいか両方とも生長がぱったりと止まってしまい、殖芽を形成してしまいました。しかしそのおかげで殖芽の形状を確認することができました。
それにしても、フサモとオグラノフサモの水中葉の見分けは殖芽以外ではまったく分からないですね。殖芽が違うのだから水中葉にも多少違いがあってもよさそうなものなのに不思議です。

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