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タデ希少種

先週末は用事があり関西に行ってました。いくつか水草の自生地にも行ったりしてむしろこっちがメインだったかも。エムヌカボの自生地はどうしても行きたくて頑張って行ってきたのですが、知り合いの方と一緒に行ったためあまりいい写真が撮れませんでした。人を待たせていると思うと、どうしても焦って撮影が雑になるような・・。(←いいわけです)
エムヌカボは以前来たときよりも群落が広がっていたようで、マット状に群生している箇所もありました。反対にミズニラは少し数が減っていた様子。今回も採取した株を標本にしてみたので、後でゆっくり同定してみます。(できるかどうか自信はないですが)

スギゴケと一緒に生えているエムヌカボ
ファイル 67-1.jpg

ナガバノウナギツカミの自生地にも行ってきました。ここの自生地のナガバノウナギツカミはここ何年かは見られなくなっていて、もう一度見たいと思って来たのですが、やはり今回も以前見られた場所では見つからず・・あきらめきれずに周辺を探していたら奇跡的に発見することができました!絶滅していないで本当によかったよかった。

ファイル 67-2.jpg

それにしてもこのナガバノウナギツカミは自生地がかなり少ないです。自分はここの一箇所しか自生地を知りません。しかし葉の形状がヤノネグサに少し似ているので、花のない時期は混同されて認識されていない可能性もありそうですね。
今回は群落が見つかったとはいえ、個体数はかなり少なかったので株などは採集せず、熟していた種子だけ採取してきました。採取した種子の芽出しはまた来年の課題にしておきましょうか。
それと、ものすごい遅レスなのですがsonsiさんのブログに出ていたナガバノウナギツカミっぽいタデはナガバノヤノネグサだと思います。このナガバノヤノネグサもかなりの希少種のようで自分はまだ一度も見たことがありません。

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2013年07月06日(土)19時46分 受信