画像は去年の9月7日の日記で紹介した湿地に生えていたホソバノヨツバムグラです。ヤノネグサとイボクサも画像に写っていますね。ここの湿地には他にもサクラタデ、ハリイ、フラスコモの仲間、ミゾハコベ、ネコノメソウなどがありました。ホシクサなどもあってもいいような環境だったのですがホシクサは見られませんでした。ホシクサの仲間は適度に開けた場所じゃないと生育できないのかもしれません。
ホソバノヨツバムグラですが、この画像のように完全な水中に生えていることもあります。が、もともと小さい植物ですしあまり大群生しているのも見たことがないので、いざ探すとなると見つけにくいかもしれないです。
水中での育成は今のところそれほど難しくなく、このような植物にしては珍しく頂芽を摘んだ後の茎からも水中葉が出てきて一人立ちします。意外に水中適応度は高いようです。ただし下葉が落ちやすく、茎の耐久度があまりないようで、ある程度生長すると茎の途中で黒く変色してきてしまいます。そのような状態になるとたいてい茎の上部から根が出てきているので、カットして植え直します。