水漏れ事件の時に通販で購入した60cm水槽ですが、タデ専用水槽として立ち上げることにしました。水槽2本目は底床を大磯砂にしたかったような気もするのですが、最近は硬度が必要な水草も実はそれほどないんじゃないかと思うようになって、結局プラントサンドとアクアソイルを併用することにしました。プラントサンド8kgだけではどうも底床のボリュームがないように思っていたので一番下の層にアクアソイル3リットルを入れてみました。これで量的にちょうど良くなったと思います。
画像が新規に立ち上げた水槽です。スターティングプランツとしてミズタガラシを植えてみました。水槽が軌道に乗ったらタデで埋め尽くす予定。これでタデブームがいつ来ても大丈夫ですね。
押し葉にしていたタデですが、すっかり乾いたようなので台紙にするA3用紙と台紙に固定するミューズテープというのを買ってきました。
植物標本を作るにあたって、国立科学博物館が発行している植物標本の作り方という本を購入していたのですがこの本を読んでいて、なるほどなと思った部分を引用します。
「…このように多くの標本が集まっていることが大切で、これによって植物の変異や、分布の広がりが調査できるのである。一種について、一枚だけ標本が種カバーに入っていると予想して標本庫を訪れる人もいるが、そのような人は標本を或る植物の典型的なタイプを示す『見本』であると考えているようである。植物の『種』は決してそのような意味の見本で示されるものではなく、変異に富んだ個々の植物体の集合として理解されるものであるから、押し葉標本は、できるだけ多数の方が望ましいのである。」
タデももう少し金太郎飴的な種だったらと思うのですが・・。どこからどこまでがその「種」なのかを把握していないと同定って、なかなか難しいものなんでしょうね。
この前の日記で紹介した、水槽で育っていたミズオオバコですが何があったのか一気に葉がなくなってしまい、本格的に枯れてしまったようです。