モク取り2010・滋賀県編で採取した水草、ヤナギモ
採取場所は去年の12月2日に紹介したミクリの一種が生えていたのと同じ川です。
エビモと似たような環境に自生していますが、エビモのように水槽育成が難しいこともなく、
ヒルムシロ科の中では容易なほうですね。水槽内でも頂芽が水面に到達してからも
かなり長く生長しますが、そうなったら適当な箇所で切って挿し直しするといいでしょう。
あまり他のヒルムシロ科のように地下茎では増えないようです。
水槽環境が悪くなると頂芽付近から根を出してきて、途中の茎は枯れてしまうので
頂芽の部分だけを底床に植え直します。
よく似た水草にポタモゲトン・ガイーがあり、以前一度このガイーも育ててみようと
思い購入したのですが、あまりうまく育てられずにすぐに枯らしてしまいました。
形態の比較などもしてみたかったのですが。
ヤナギモは育成は容易な水草なんですが形態の特性状、写真に撮るのが難しいですね。
頂芽がとてもきれいなんですが、頂芽の部分はすべて水面にたなびいてしまうので。
3月17日の日記で紹介したイヌタヌキモの殖芽ですが、新芽が生長してきたので
画像をアップしてみます。
ノタヌキモやフサタヌキモに比べるとちょっと小型で葉も太く、全体的に
ごわごわしている感じのタヌキモです。でも最盛期には頂芽も赤くなって
かなりきれいになります。