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画像いろいろ

関東の梅雨ももう明けたのでしょうか?今日は本当に夏本番といった天気でしたね。自分の部屋もクーラー、フル稼働です。エコに反する行為です。
今日は水槽内で育っていたモクヌカボを屋外のプランターに植えました。やはりちゃんと育てて開花・結実させて同定してもらわないと!ってことで。気温の上昇とともに屋外に植えているサデクサとナガバノウナギツカミも調子が上がってきたようです。

以前IFCさんで購入したカメルーン産コケシノブですが、やはりコケシノブ自体は矮小化するような生長の仕方であまりいい感じには育っていません。しかしそのコケシノブのかたまりから、ウィローモスのようなコケとフジウロコゴケのようなコケが生じてきました。
どちらもコケシノブに絡まっていたので分離させて小さい流木に付けてみました。うまく育つといいな~。

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そしてこちらがエム氏と一緒に採取したサンネンモです。

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最近ようやく水槽内で普通に育つようになってきました。日本水草図鑑によればセンニンモとササエビモの雑種とされているが、片親がササエビモとする充分な根拠はない、とのこと。


某掲示板でs.a.mさんに頂いたサムズグラスです。
パールグラスに似ていますが生長がかなり遅く、色彩も深い緑色で透明感があります。パールグラスの仲間なんでしょうか?

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こちらは2005年の9月に育っていた水上葉です。あの頃はこんなに増えてましたよ、ということで画像を掘り起こしてみました。水上葉での増殖がんばります!
(´・ω・`)

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サデクサ水中形

2008年ももう7月ですね~早いです。
そして今年の夏はそろそろタデブームが来そうですよ!(だから来ないって)
ま、タデはともかく有茎草のブームは再び来てほしいものです。

下の画像は水槽内で育成しているサデクサ

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前回の日記で書いたように二株のうち一株は下茎が溶けてしまったので挿し直しをしたのですが、そちらのほうは残念ながら枯れてしまいました。しかしもう一株のほうは画像のように水中葉を出して生長しています。ヤノネグサよりもさらに一瞬芸になるのでは?と思っているので画像だけは抑えようと撮ってみました。しかし意外に水中が好きなタデかもしれないので今後の経過が楽しみではあります。
利助さんに頂いたアオヒメタデも順調に水槽で生育しています。sonsiさんのタデに比べて頂芽の赤味が薄いように思いますが、形状的にはほとんど同じ感じです。モクヌカボと混ぜたら分からなくなりそうな予感。

そのときは蓼をよろしく

自宅水槽では現在、来るべきタデブームに備えていろいろなタデを育成中であります。下の画像は先々週利助さんに頂いたヤノネグサを水槽に沈めてみたもの。

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いい感じに水中葉が出てきているのですが、ヤノネグサは長期育成が難しいのでおそらく一瞬芸になると思います。このままの形状で長期栽培できたらいいんですけどね。花芽を付け出したら屋外プランターに移植します。

前回の日記で書いた水槽に沈めたナガバノウナギツカミとサデクサの経過について。
両種とも二株ずつ沈めたのですが、ナガバノウナギツカミの一株は葉が全て溶けてしまい、もう一株のほうは頂芽がかろうじて残ったのですが、下茎から溶けてきてしまったので、全て取り出して屋外プランターに植え直しました。サデクサのほうは葉が溶けるということはなかったのですが、一株は下茎が溶けてきたので底床に植え直しました。もう一株のほうは頂芽が生長していて草体が伸びてきています。
それにしてもナガバノウナギツカミの水への耐性の無さは予想外でした。陸上でもう少し育ててから再度挑戦してみたいですが、この感じだと水槽化はかなり難しそう。


最近買った水草
オレゴンリバーモス、フレイムモス、ポタモゲトンsp、ヒドロトリックス・ガードネリ(IFCさん)
ラージナヤス、セトヤナギスブタ島根産、スリナムグラミネア、スラウェシ・トゥティ湖産ツユクサ(フィードオンさん)

ポタモゲトンspはちょっと不思議なポタモゲトンです。形態的にはヒルムシロに近いような感じですけど、ヒルムシロよりもずっと水中への適応が高そうな。ただ出自不明なのが残念。
トゥティ湖産ツユクサはツユクサと付いているけど、イネ科ですよね?外国産のコブナグサっぽい感じです。今回はガードネリやラージナヤスといったいつでも手に入るものも買ってしまいました。ラージナヤスは導入するたびに毎回枯らしてしまってまともに育てられたことがない水草です。何かコツが必要なんでしょうか?

そろそろ

ドボンしてもいいですか?

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右側の苗がナガバノウナギツカミで左側がサデクサです。アオヒメタデやヌカボタデの芽はさっぱり出てこないのですが、こちらはちゃんと芽が出てきています。種子の保存方法は同じだったのですがこの違いは生態の違いと何か関係があるのでしょうか?
で、この2種ですが何株か抜いて水槽に沈めてみました。うまく水槽化できるといいのですが、自分の予想では「秋頃花芽を付けて枯れる」です。この2種は特に水中が好きな感じはしないですしね。


フィードオンさんに出ていたナガバノウナギツカミはホソバノウナギツカミですよね?どうもアクアリウムの世界ではホソバノウナギツカミがナガバノウナギツカミと混同されていることが多い気がします。日本の水草さんの影響なのかな?形態的にも生態的にも全然違うタデなんですが。確認しに行きたいけどなかなか時間がないですね。キャプつばTシャツも欲しいです。

ホソバノヨツバムグラは水草力がなくなったようで、生長が悪くなってきたので屋外のプランタービオのほうへ植え替えました。

星吊藻

昨日は市川市で開催された車軸藻シンポジウムに行ってきました。事前申し込み不要、参加費無料だったので行きやすかったですし、森嶋先生にもご挨拶できて良かったです。
シャジクモ類はわりと浅い水中に生育するという印象がありましたけど、普通の水草に比べるとより深い水中に分布域がある植物なんですね。シャジクモ類は低光量での光合成量が普通の水草よりも多く、高光量になるにつれて普通の水草の光合成量のほうが多くなり光合成量が逆転するというデータがありましたね。シャジクモの育成には強い光は必要ないということでしょうか。
またシャジクモ類が陸上植物の直接の祖先である可能性も示唆されていてこのあたりのお話も興味深かったです。

ところで。シャジクモを飼うという言い方がなんかいいなと思います。シャジクモは植物なので育てるとか育成、栽培とかが本来の言い方のような気がするのですが、飼育するというとプランクトンのように思えてきてシャジクモに対する印象そのものが変化するように思えます。言葉って不思議ですね。

これはシンポジウムで展示されていたホシツリモ。
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ホシツリモの名前の由来は星型のムカゴを付け、引き抜いたときにそれが星を吊ったように見えることからだそうです。なかなか風流な名前ですね。シンポジウム終了後このホシツリモを頂くことができました。うまく育てられるといいのですがどうなるでしょう。水槽内でうまく育ちましたらまたこのブログで報告したいと思います。